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Microsoft、自社AIを使う顧客を著作権侵害訴訟から保護

 Microsoftは7日(米国時間)、企業向けのMicrosoft Copilotサービスについて、知的財産権侵害の申立てなどから顧客を保護する「Microsoft Copilot Copyright Commitment」を10月1日より開始すると発表した。

 Copilotサービスを使用した顧客が著作権侵害で訴えられた場合、Copilotが搭載するコンテンツフィルタなどの各種保護システムを正しく利用していれば、訴訟で発生した不利な判決や和解金をMicrosoftが補償するというもの。同社がこれまで提供してきたCopyright Commitmentのカバー範囲を拡大したかたち。

 なお、適用されるのは商用のCopilotサービス(Microsoft 365 CopilotやGitHub Copilotなど)およびその出力結果やBing Chat Enterpriseで、無料版や個人向けのCopilotサービスなどは対象外となる。