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GPU計測やArm版Windowsにも対応した「Cinebench 2024」
2023年9月6日 10:47
Maxonは9月5日(ドイツ時間)、業界標準とも言えるPCベンチマークソフト「Cinebench」シリーズの最新版「Cinebench 2024」を発表した。同社のサイトより無償でダウンロードできる。x86/x64のWindows版ファイルサイズは1.2GBで、解凍後のサイズは2.35GB。
Cinema 4Dのデフォルトレンダリングエンジンにあたる「Redshift」を採用。従来バージョンとは異なり、CPUとGPUの両方の実装において同じレンダリングアルゴリズムを利用。これにより最新のクリエイティブワークフローのニーズに沿った、正確で一貫した結果が得られるようになった。
また、Cinebench R20とR23で省かれたGPUベンチマーク機能が復活。クリエイティブアプリ/ワークフローにおいて進化し続けるGPU機能の今を反映し、GPUに関する計測も可能になった。
さらに幅広いハードウェア構成に対応するため、WindowsおよびmacOS上のx86/x64アーキテクチャをサポートするだけでなく、Appleシリコン、Arm版Windows(Snapdragon)もサポート。GPUもNVIDIA/AMD/Appleに対応した。
なお、編集部のRyzen 7 6800Uを搭載したMINISFORUMの「EM680」でCPUテストをしようとしたところ、GPUメモリ周りのエラーが発生した。一方、GPUテストも必要要件を満たしておらず実行できなかった(Radeon Software Adrenalin Editionドライバは最新の23.8.2)。
