設定のホーム画面が刷新、新PCへの移行も容易に。Windows 11プレビュー版

刷新された設定のホーム画面

　米Microsoftは24日(現地時間)、Windows 11 InsiderのBetaチャネルにおいて、ビルド22631.2262およびビルド22621.2262の配信を開始した。新機能は前者が有効、後者が標準で無効となっている。

　ビルド22631.2262では、設定のホーム画面が刷新された。デバイスの情報が確認できるほか、変更すべき設定オプションを提案する欄やクラウドストレージの使用状況を表示する欄などの最大7つの欄が表示されるようになった。

　バックアップおよび復元機能も改善され、バックアップとPCの移行をスムーズに行なえるアプリ「Windows Backup」を用意するほか、Microsoft Storeアプリが移行後のPCでもタスクバーやスタートメニューにおけるピン留めが保持されるようになり、以前のPCの設定を復元できるようになった。

Windows Backup

バックアップから復元中の画面

　また、キャスト機能ではモニターの検出や接続などのトラブルシューティングが容易になるリンクが追加され、Dynamic Lighting機能ではWindowsのアクセントカラーを周囲のデバイスと即座に同期できるようになった。

キャスト機能ではトラブルシューティングのためのリンクが追加

　修正としては、Bluetooth対応PCであってもシステムトレイにBluetoothアイコンが表示されない問題や、タスクバーのアイコンが正しく表示されない問題、エクスプローラーが適切に動作しないなどの問題、HDR壁紙を使用するとexplorer.exeがクラッシュする問題、タスクマネージャーがクラッシュする問題などが改善された。

　このほか、両ビルド共通のものとして、Windows Updateにおいて更新プログラムを確認するボタンが期待通りに表示されない問題も修正された。