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ASUS、産業用IoT向けでNUCサイズのシングルボードコンピュータ

Tinker Board 3N

 ASUSは、Armベースのシングルボードコンピュータ(SBC)「Tinker Board 3N」シリーズを発表した。

 Tinker Board 3Nは、産業用IoTに好適なNUCサイズのSBC。Arm v8アーキテクチャに基づいて構築されたRockchip RK3568というSoCを搭載する。従来モデルよりGPUパフォーマンスが最大17%、UXスコアが合計で最大31%向上しているという。

 プッシュピン型ヒートシンクを採用し、SoCを背面に配置することで堅牢性を高めているほか、-40~85℃までの幅広い動作温度に対応する。Linux Debian、Yocto、AndroidなどのOSに対応し、ファームウェアOTAをサポートするほか、Wi-Fiモジュール向けにM.2 EおよびM.2 Bスロットも装備する。

 メモリは最大8GB、ストレージは最大64GB eMMCを搭載できる。インターフェイスは、PoE、LVDS、COM、CAN-Busのほか、USB 3.0 Type-C、USB 3.0×2、USB 2.0ピンヘッダ×2、HDMI、eDP、SDカードスロット、音声入出力、有線LAN×2などを備える。