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Meta、ChatGPT対抗 次世代AIをオープンソースで無償提供。商用も可

 Metaは18日(米国時間)、オープンソースの次世代大規模言語モデル(LLM)「Llama 2」を発表し、研究および商用向けに無償で提供を開始した。あわせて、MicrosoftがLlama 2の優先パートナーとなることも発表した。

 Llama 2は、Metaが開発するオープンソースの次世代大規模言語モデル。事前学習バージョン、会話向けのファインチューニングバージョンのモデルがあり、それぞれでパラメータ数が70億、130億、700億のものが用意される。従来のLlama 1と比べて学習データが40%増えており、コンテクスト長も2倍になったと説明している。

 Microsoftが優先パートナーとなり、Azure AIモデルカタログですでに利用が可能となっているほか、Windows上でのローカル動作への最適化も図っているという。また、Amazon Web Services(AWS)やHugging Faceなどのプロバイダ経由でも提供する。