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エレコム、整形外科医と共同開発した“握らないマウス”

 エレコム株式会社は、整形外科医と共同開発し、手を自然に乗せるだけで使える“握らないマウス”「EX-G」の新モデルを6月下旬に発売する。実売価格は3,280円~4,780円。

 習志野台整形外科内科 宮川一郎院長の協力のもと、手首を動かす「腕橈骨筋」と指を動かす「総指伸筋」に着目し、マウスを動かす手の筋に最適な角度と形状を追求。手を自然に乗せるだけで使え、余計な力がかからず、手首と指の両方の負担を極限まで抑えたという。

 また、「まるで握っていないような心地よさ」を実現させるため、角がなく、継ぎ目を感じさせない造形を採用。各ボタンへアクセスしやすいシームレスな操作感など、進化した握り心地を目指したという。エムスリー株式会社が実施する医師による品質基準評価「AskDoctors評価サービス」認証を取得し、医師100名の99%が「本製品を勧めたい」と評価したという。

 このほか、パナソニックが開発した静音スイッチを採用し、クリック感と耐久性を損なわずに高い静音性を実現。会議中のPC操作や在宅勤務の早朝/夜間の作業に好適としている。さらに、抗菌加工も施した。

 本体サイズはS/M/L/XLの4種類を用意するが、LとXLは後日発売。中指の先端から手のひらの下までの長さが、Sサイズは165mm、Mサイズは165~180mm、Lサイズは180~195mm、XLサイズは195mm以上のユーザーにフィットするとしている。センサーはBlue LED。

 現時点でのラインナップはSサイズとMサイズの2種類で、いずれも5ボタン、有線/2.4GHz無線/Bluetoothの3種類、本体色はブラック/ブルー/ホワイトの3色が用意される。