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整形外科医と共同開発の“握らないマウス”に8ボタンの「EX-G PRO」

EX-G PRO

 エレコム株式会社は、整形外科医と共同開発した“握らないマウス”に、8ボタンの多機能モデル「EX-G PRO」を追加発売した。Amazonでの価格はSサイズが9,680円、Mサイズが9,780円、Lサイズが9,880円、XLサイズが9,980円。

 既存のEX-Gのボタンを8基に増やし、新たに機能を割り当て可能なボタンを3つ上部に追加した。また、ホイールの回転スピードによって、1行と高速スクロールが自動的に切り替わる「スマート高速スクロール」機能、チルトホイール機能も備える。ホイールは摩擦による部品劣化がない高耐久な「磁気ホイール」を採用した。

 左右ボタンにはパナソニック製の静音スイッチを採用し、クリック感と耐久性を損なわずに静音性を実現。また、表面には抗菌加工を施した。

 センサーは「Ultimate Blue光学式センサー」の採用を謳っており、小さな凹凸やホコリの光も正確に反射できるため、読み取り面の素材や色を選ばず、ほぼすべての場所で操作できる。解像度は1,000/2,000dpiに2段階で切り替えできる。

 接続はBluetoothと2.4GHz無線の2種類から切り替えて使え、Bluetoothは2台、2.4GHz無線は1台接続し、ボタンで切り替えできる。接続方法ごとに接続したカーソルの移動速度も記憶させておける。USBレシーバは本体内に内蔵できる。

 本体設計はEX-Gシリーズを踏襲し、習志野台整形外科内科 宮川一郎院長の協力のもと、手首を動かす「腕橈骨筋」と指を動かす「総指伸筋」に着目し、マウスを動かす手の筋に最適な角度と形状を追究。手の自然に乗せるだけで使え、余計な力がかからず、手首と指両方の負担を極限まで抑えたという。

 また、まるで握ってないような心地よさの実現とために、角が取れた継ぎ目を感じさせない造形を採用。各ボタンへのアクセスもしやすいシームレスな操作感も実現したとしている。実際にエムスリー株式会社が実施する、多数の医師が製品に対して客観的評価を行なう「AskDoctors評価サービス」において、医師100名の99%が「本製品を勧めたい」と評価したとしている。

 電源はリチウムイオンで、USB Type-Cで充電可能。本体サイズはおよび重量、対応する手のサイズは、Sサイズが約71×108×52mm/100g/165mm以下、Mサイズが約75×114×55/110g/165~180mm、Lサイズが約79×120×58/約125g/180~195mm、XLサイズが82×126×61mm/約135g/195mm以上。