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TOP500、AMD CPU採用スパコンFrontierが性能引き上げ首位堅持。富岳は2位

 全世界のスーパーコンピュータ演算能力ランキング「TOP500」の第61回目の結果が発表された。1位は引き続きオークリッジ国立研究所の「Frontier」で、HPLのスコアは2022年11月の1.02EFLOPSから1.194EFLOPSへと約17%改善した。加えて、混合精度演算性能を測定するHLP-MxPベンチマークでは9.95EFLOPSを獲得した。

 FrontierはHPE Crayの「EX235a」を使用しており、このシステムではAMDの64コア EPYCプロセッサ(2GHz)を採用。合計コア数は8,699,904個に達し、電力効率は電力効率を測定するGREEN500で6位となる52.59GFLOPS/Wとなっている。

 日本の理化学研究所の「富岳」は2位を維持。HPLスコアは0.442EFLOPSだった。3位はフィンランドEuroHPC/CSCの「LUMI」で、HPLスコアは0.3091と、欧州で最速のシステムとなっている。

 トップ10のうち4つのシステムはAMD(Frontier、LUMI、Perlmutter、Selene)、2つのシステムはIntel(LeonardoとTianhe-2A)、2つのシステムはIBMのプロセッサ(SummitとSierra)を採用。リスト全体で見ると米国が150システム、中国が134システムとリストの大部分を占める。