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「Apple Music」と「マップ」アプリにコンサート/ライブ情報を参照できる機能が追加

 Appleは16日、「Apple Music」と「マップ」アプリに、アーティストのコンサートやライブ情報を検索できる「コンサートディスカバリ」機能を追加した。

 コンサートディスカバリは、2022年にShazamで公開された機能。コンサート情報はライブ情報配信サイトの「Bandsintown」が提供している。

 Apple Musicではアーティスト概要に「セットリスト」を新設し、ここからアーティストの代表的な楽曲を聴いたり、直近に開催予定のコンサート情報を参照したりできる。

 マップではApple Musicのエディターが監修した音楽ライブ会場のガイドを追加している。対象となる都市は東京、シカゴ、デトロイト、ロサンゼルス、ナッシュビル、ニューヨーク、サンフランシスコ、ベルリン、ロンドン、パリ、ウィーン、メルボルン、シドニー、メキシコシティ。

 記事執筆時点で対象となっている日本の都市は東京だけだが、Bandsintownでは大阪、京都、札幌、仙台、名古屋、広島、福岡、横浜も対象に入っているため、今後はこれらの都市にもガイドが追加される可能性がある。

 同日発表されたiOS/iPad OSの新機能としてはこのほか、15分間のユーザー音声を学習してOSの読み上げ機能として利用できる「Personal Voice」や、カメラで画面上に映したキーパッドの内容を読み上げる「Point and Speak」などのアクセシビリティ機能などがある。