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アプリでGPUの使用電力を指定できるサードパーティ製ユーティリティが公開

 個人開発者のsimonmacer氏は、アプリケーション単位でGPUの消費電力を制限できる「NVIDIA GPU Power Management」を公開した。無料で利用できる。

 主な機能は、設定した電力制限の自動適用、電力制限プロファイル(NVPL Profile)の管理、自動VRAMクロック制御、GPUパフォーマンスモニター。特定の電力で動作させるグループを3つまで登録でき、グループごとに異なる制限を設定可能。

 電力管理機能自体はNVIDIA純正のコマンドラインユーティリティ「NVIDIA System Management Interface」(nvidia-smi.exe、NVIDIA製GPUドライバに同梱)でも可能だが、NVIDIA GPU Power ManagementではGUIで利用できる点が特徴となる。

 名称からNVIDIA純正ソフトウェアと誤認しがちだが個人開発のソフトウェアであり、ハードウェアの動作電力を操作するため、必要性を理解せずに使用すると、ソフトウェア自体の安全性とは別に、使用そのものにリスクが生じるので注意されたい。