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Google BardがC++やJavaなどの20言語以上のコード生成に対応

 Googleは21日(米国時間)、チャットボット「Bard」がプログラムコードの生成に対応したと発表した。

 対応言語はC++、Go、Java、JavaScript、Python、Typescriptなどを含む20種類以上となっている。また、PythonのコードをGoogle Colabに容易にアクセスできるほか、Googleスプレッドシートの関数作成もサポートできるという。

 コード生成だけでなく、コードスニペットの説明も可能で、プログラム学習に役立つほか、動作しないプログラムのコードを貼り付けて修正を指示するだけで、デバッグに利用することもできる。

 Bardはまだ初期段階であるため、コードにエラーやバグ、脆弱性が含まれている可能性があるため、慎重にテスト/レビューする必要があるとしている。

 なお、Googleは20日に、Google ResearchでAI開発を行なっているBrainチームと、もともと別会社でGoogle(Alphabet)に買収されたDeepMindを統合すると発表。1つのチームに集約することで「AIの進歩を大幅に加速させることができる」とし、より高性能、より安全かつ責任あるAIシステムの開発を目指す。