Western Digitalで不正アクセス被害。データ漏洩の可能性

　Western Digitalは、3月26日(米国時間)に同社のシステムに対する不正アクセスが確認されたとして、状況を4月3日に報告した。営業の一部に混乱が生じる恐れがあるとしている。

　同社では3月26日、社内システムを巻き込んだネットワークセキュリティインシデントを確認。アクセス許可を持たない第三者が社内システムの多くにアクセスしたという。

　インシデントの発見後、外部のセキュリティおよびフォレンジックの専門家による支援のもと対応および調査を開始。現時点では調査は初期段階だが、同社では第三者が不正アクセスによって社内システムからデータを取得したものとみて、影響範囲などの特定を進めている。また、法執行機関との連携も図っているという。

　同社は、システムやサービスのオフライン化を含めた、企業運営の安全確保に向けた早期対応を実施しており、今後も必要に応じて追加の対策を行なう予定だという。また、影響を受けたシステムの復旧にも取り組んでいる。