ASUS、Noctuaファン採用で静音性を高めたGeForce RTX 4080カード

GeForce RTX 4080 Noctua Edition

　ASUSとNoctuaは20日(台湾時間)、Noctua製120mmファンなどを採用したビデオカード「GeForce RTX 4080 Noctua Edition」を発表した。Noctua Editionシリーズとしては、GeForce RTX 3070カード、RTX 3080カードに続く3製品目で、同クラスの空冷式ビデオカードで最も静音性が高いとしている。

　GeForce RTX 4080 Noctua Editionは、ASUS製ビデオカード「TUF Gaming GeForce RTX 4080」をベースとしたカスタムモデル。ファンをベースモデルの110mm×3から120mm×2へと構成変更するとともに、Noctua製120mm静音ファン「NF-A12x25」を採用。あわせて、ベイパーチャンバーやヒートパイプ周りの再設計も行ない、高い冷却性と静音性を実現した。

　ベースモデルと比べると、ファン速度が最大の場合で14.9dBA、中速(70%)の場合で16.8dBA、低速の場合で4.8dBAの静音化を実現したという。そのほか、GPU温度が50℃以下になるとファンの動作を停止する0dB Technologyや、パフォーマンス重視と静音重視の2つの動作プロファイルをスイッチで切り替えられるデュアルBIOSも搭載する。

　動作クロックは、デフォルトモード(ブーストクロック)が2,595MHz、OCモードが2,625MHz。電源は12VHPWR(16ピン)。インターフェイスは、HDMI 2.1a×2、DisplayPort 1.4a×3を備える。

　本体サイズは310×144.8×87.5mm、4.3スロットを占有する。付属品として、特別デザインのビデオカードホルダーなども付属する。