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Google Workspace、文章の下書き作成などAI機能をテスト

AIが文章の下書きを自動生成

 Googleは15日(米国時間)、Google Workspace向けに新たなAI機能を追加すると発表した。信頼できるテスターに対して年間を通じて提供し、その後一般公開する予定。

 中でもDocsやGmailでは、職務経歴書やパーティーの招待状など、どういった文章を作成したいかAIに伝えると、それにあった下書きを自動で生成してくれる。これをベースに文章を整えていく際にも、AIによる編集支援が受けられるため、文章を簡単に作成できるという。

 また、メール作成においては、メモ書き程度のものをフォーマルな文章へとAIが整える機能などを搭載。ユーザーが文章をリライトする作業を支援する。

メモ書きからメールを作成

 そのほか、自動生成した画像やオーディオ、動画を使ったスライド作成、自動補完や関数生成などによるデータ分析、Web会議における背景生成や議事録作成、チャットでのワークフロー実現など、さまざまなAI機能を実装する予定。これらのAI機能はすべてユーザーが制御でき、組織によるポリシー設定にも対応しているという。

A new era for AI and Google Workspace

 あわせてGoogle Workspaceでは、フレキシブルプランの利用料金を値上げを発表。既存のユーザーにおいては、契約の状況に応じて2023年4月から2024年にかけて順次新料金を適用するとしている。加えて、フレキシブルプランより料金を抑えた年間プランも導入する。北米での各エディションの料金は以下の通り。

  • Business Starter:6ドル→7.2ドル(年間プランは6ドル)
  • Business Standard:12ドル→14.4ドル(年間プランは12ドル)
  • Business Plus:18ドル→21.6ドル(年間プランは18ドル)