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特定のモニターでBSODやフリーズが発生する問題を修正したRadeonドライバ

 AMDは、Radeon用ドライバ「AMD Software: Adrenalin Edition 23.3.1」を配信開始した。このドライバでは「Halo Infinite」のレイトレーシングのアップデート、および「Wo Long: Fallen Dynasty」を正式サポートした。

 修正点としては、Radeon RX 7000シリーズで一部のモニターを使用すると断続的なドライバのタイムアウト/フリーズまたはBSODが発生する問題、「Returnal」でレイトレーシングを有効にした際の特定のシーン、「Dying Light 2」の特定の光源周囲の描画が破損する問題、ゲーム終了後にメトリックオーバーレイが50%に縮小される問題などが挙げられる。

 一方で、Radeon RX 7000シリーズが高解像度/高リフレッシュレートモニターを使用した際に消費電力が高くなる、一部拡張ディスプレイ構成でゲームプレイやビデオの再生で、性能低下もしくはビデオが途切れる、一部VRゲーム/アプリでRadeon RX 7000シリーズが低い性能になるといった既知の問題も挙げられている。

 なお、ドライバインストール時の「工場リセット」機能は、一部環境で不具合が報告されたため、このドライバでは無効化されている。