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macOSとSafariで共通して発生していた脆弱性を修正

 Appleは13日(米国時間)、「macOS Ventura 13.2.1」および「Safari 16.3.1」の提供を開始した。

 macOSについては、セキュリティ関連の更新を実施している。具体的には、アプリがカーネル権限で任意のコードを実行できる可能性がある問題(CVE-2023-23514)、アプリが保護されていないユーザーデータを監視できる可能性がある問題(CVE-2023-23522)、悪意をもって作成されたWebコンテンツを処理すると任意のコードが実行される可能性がある問題(CVE-2023-23529)について対処した。

 Safariでも、macOS Big Sur/Montereyの環境においてCVE-2023-23529が発生しており、これを修正している。