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macOS Ventura 13.2、物理セキュリティキー対応やフリーフォーム不具合修正など

 Appleは23日(米国時間)、Apple IDの物理セキュリティキー対応やフリーフォームの不具合などに対処した「macOS Ventura 13.2」の提供を開始した。

 本アップデートでは、物理セキュリティキーを用いたApple IDの保護機能をサポートしたほか、フリーフォームにてApple Pencilや指で描画した線が共有ボードに表示されない問題や、タイピング中にVoiceOverの音声フィードバックが停止してしまう問題などを修正した。

 そのほかセキュリティ修正として、サービス運用妨害につながるImageIOの問題(CVE-2023-23519)や、アプリがルート権限を得られてしまうPackageKitの問題(CVE-2023-23497)、細工されたWebコンテンツによって任意コード実行ができてしまう問題(CVE-2023-23496ほか)など、多数の脆弱性に対処している。