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龍芯、自主開発GPU内蔵のSoCをテープアウト

2K2000

 中国・龍芯中科技術有限公司は11日(現地時間)、自主開発のGPUコア「LG120」とCPUコア「LA364」を2基集積したSoC「2K2000」がテープアウトしたと発表した。

 詳細はあまり書かれていないのだが、内蔵GPUのLG120はグラフィックスの演算方式と性能を改善したといい、映像出力としてHDMIおよびDVOを備えるという。

 一方CPUコアは自主開発した命令セットアーキテクチャ「LoongArch」に基づいており、2MBのL2キャッシュを内蔵し、典型的な処理における動作クロックは1.5GHz。

 パッケージはFC-BGA883を採用し、サイズは27×27mm。消費電力は高性能モードで約9W、バランスモードで約4Wとしている。