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Micron、最大30TBで100万IOPS超えのデータセンター向けSSD

9400 NVMe SSD

 Micron Technologyは9日(現地時間)、データセンター向けの高性能SSD「9400 NVMe SSD」の量産およびOEM顧客への提供開始を発表した。

 AIトレーニング、マシンラーニング、HPCアプリケーションといった高い処理能力が求められるデータセンターワークロード向けに設計されており、最大30.72TBの容量に加え、IOPS性能が従来の「9300 NVMe SSD」と比較して77%向上したという。

 容量の増加より、標準的な2ラックユニットの24ドライブサーバーで、1サーバーあたりの総容量は737TBに達することができ、ラックスペースの有効的な活用や、保守コスト/管理に必要な時間の削減に貢献するとしている。

 一方性能の向上では、4Kランダムリードで160万IOPSを達成できるほか、競合製品と比較してリード90%/ライト10%のワークロードにおいてIOPSが71%向上し100万超のIOPS、リード70%/ライト30%のワークロードにおいてIOPSが69%向上し94万超のIOPSを達成できる。

 そして「RocksDB」、「Aerospike Database」、「Magnum IO GPUDirect Storage」、マルチテナントのクラウドアーキテクチャといった混在型ワークロードのテストシナリオでも競合を上回るとしている。

 シーケンシャルリード/ライト速度はともに7,000MB/s。採用NANDは176層の3D TLC NANDで、MTTFは200万時間、保証は5年。インターフェイスはPCI Express 4.0 x4のU.3 15mm、動作電圧は3.3V/5V。

 容量は6.4/7.68/12.8/15.36/25.6/30.72TBの6種類だが、このうち7.68/15.36/30.72TBモデルは「PRO」シリーズでリード型ワークロード重視で1Drive Writer per Day(DWPD)を想定した寿命、6.4/12.8/25.6TBモデルは混合型ワークロード重視で3DWPDを想定した寿命となっている。