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GeForce RTX 4080搭載カードが各社より発売。22万円から

ROG Strix GeForce RTX 4080 16GB GDDR6X OC Edition

 各社より、NVIDIA製の新型GPU「GeForce RTX 4080」を搭載したビデオカードが発売された。Ada Lovelaceアーキテクチャを採用し、9,728基のCUDAコア、76基の第3世代RTコア、304基の第4世代Tensorコアなどを内蔵する。

 共通の仕様として、メモリはGDDR6X 16GBで、速度が22.4Gbps、バンド幅が256bit。バスインターフェイスはPCI Express 4.0 x16、補助電源は12VHPWR(16ピン)となる。

ASUS

 ASUSからは、「ROG Strix GeForce RTX 4080 16GB GDDR6X OC Edition」および「TUF Gaming GeForce RTX 4080 16GB GDDR6X OC Edition」、「TUF Gaming GeForce RTX 4080 16GB GDDR6X」の3機種が登場。実売価格は順に27万3,800円前後、25万3,800円前後、23万9,800円前後。

 ROG Strix GeForce RTX 4080 16GB GDDR6X OC Editionは、新型ベーパーチャンバーによるGPU温度の低下を図ったビデオカード。コアクロックはOCモードで2,655MHz、デフォルトモード(ブーストクロック)で2,625MHz。

 TUF Gaming GeForce RTX 4080 16GB GDDR6X OC EditionおよびTUF Gaming GeForce RTX 4080 16GB GDDR6Xは、デュアルボールファンベアリングやミリタリーグレードのコンデンサによる高い耐久性が特徴。

 前者はオーバークロックモデルで、コアクロックはOCモードで2,625MHz、デフォルトモード(同)で2,595MHz。後者は通常モデルとなり、コアクロックはそれぞれ2,635MHz、2,505MHz。

TUF Gaming GeForce RTX 4080 16GB GDDR6X OC Edition
TUF Gaming GeForce RTX 4080 16GB GDDR6X

GALAKURO GAMING

GG-RTX4080-E16GB/OC/TP

 GALAKURO GAMINGからは、「GG-RTX4080-E16GB/OC/TP」の1機種のみが登場。実売価格は23万8,700円前後。

 バックプレート側に装着できる追加冷却ファンの1-Clip Boosterが付属する点などが特徴。ブーストクロックは2,565MHz。

GIGABYTE

GV-N4080AORUS M-16GD

 GIGABYTEからは、「GV-N4080AORUS M-16GD」、「GV-N4080AERO OC-16GD」、「GV-N4080GAMING OC-16GD」の3機種が登場。実売価格は順に25万9,600円前後、24万8,600円前後、24万6,400円前後。

 GV-N4080AORUS M-16GDは、ゲーミング向けのAORUSシリーズに属する製品で、大型銅板やヒートパイプを採用。コアクロックは2,550MHz。

 GV-N4080AERO OC-16GDは、クリエイター向けとなるAEROシリーズのビデオカードで、白を基調としたデザインが特徴。コアクロックは2,535MHz。

 GV-N4080GAMING OC-16GDは、独自のWINDFORCE空冷システムを採用したビデオカード。コアクロックは2,535MHz。

GV-N4080AERO OC-16GD
GV-N4080GAMING OC-16GD

MSI

GeForce RTX 4080 SUPRIM X 16G

 MSIからは、「GeForce RTX 4080 SUPRIM X 16G」、「GeForce RTX 4080 GAMING X TRIO 16G」、「GeForce RTX 4080 16GB VENTUS 3X OC」の3機種が登場。価格は順に26万9,800円、25万4,800円、24万4,800円。

 GeForce RTX 4080 SUPRIM X 16Gは、トルクスファン5.0やベイパーチャンバーなどを含む独自冷却システムTRI FROZR 3Sを採用。電源フェーズ部も強化を図った。

 GeForce RTX 4080 GAMING X TRIO 16Gは、トルクスファン5.0やヒートシンクなどを組み合わせたTRI FROZR 3を採用する。

 GeForce RTX 4080 16GB VENTUS 3X OCは、LEDを省いたデザインが特徴で、トルクスファン4.0を採用している。

 なおコアクロックについては、3機種ともにTBDとされている。

GeForce RTX 4080 GAMING X TRIO 16G
GeForce RTX 4080 16GB VENTUS 3X OC

Palit

GeForce RTX 4080 GameRock OC

 Palit Microsystemsでは、「GeForce RTX 4080 GameRock OC」、「GeForce RTX 4080 GameRock」2機種を発売。前者はオーバークロックモデル、後者は通常モデルで、実売価格はそれぞれ23万8,000円前後、21万9,800円前後。

 どちらもクリスタル風のクーラーカバーに黒を取り入れたスターライトブラックのデザインが特徴。コアクロックは、GameRock OCの場合ベースクロックが2,205MHz、ブーストクロックが2,640MHz、GameRockの場合それぞれ2,205MHz、2,505MHz。

 そのほか、LED非搭載モデルの「GeForce RTX 4080 GameRock OmniBlack」についても投入を予定している。発売時期は未定。

ZOTAC

ZOTAC GAMING GeForce RTX 4080 16GB AMP Extreme AIRO

 ZOTACからは、「ZOTAC GAMING GeForce RTX 4080 16GB AMP Extreme AIRO」および「ZOTAC GAMING GeForce RTX 4080 16GB Trinity OC」、「ZOTAC GAMING GeForce RTX 4080 16GB Trinity」の3製品が登場。価格はすべてオープンプライス。

 ZOTAC GAMING GeForce RTX 4080 16GB AMP Extreme AIROは、AIRO EVOLUTIONと呼ばれる空気の流れを最適化するデザインを採用し、優れた冷却性を発揮できるとする。ブーストクロックは2,565MHz。

 ZOTAC GAMING GeForce RTX 4080 16GB Trinity OCおよびZOTAC GAMING GeForce RTX 4080 16GB Trinityは、冷却性能と静音性を高めた新型クーラーを搭載。前者はオーバークロックモデル、後者は通常モデルで、ブーストクロックはそれぞれ2,520MHz、2,505MHz。

ZOTAC GAMING GeForce RTX 4080 16GB Trinity OC
ZOTAC GAMING GeForce RTX 4080 16GB Trinity