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まちゃぼールシア参戦で、ふ~ど再び大ピンチ!ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2022 第7節 Day1レポート
2022年10月24日 09:27
10月21日20時より、いよいよ前半節最終節となる「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2022(以下SFL 2022)」の第7節 Day1が開催された。本節リーグ戦の模様は全てYouTubeやTwitchなどのプラットフォームでライブ配信されている。
本日の注目ポイントはGood 8 Squadを除く上位陣の対戦だ。現在2位の名古屋OJA BODY STAR Mildomはここで好成績を残して後半節に繋げていきたいところ。現在好調の魚群や忍ism Gaming、コミュファDetonatioNについても前半節折り返しとなる本節での結果は重要なポイントとなる。
ということで第7節 Day1、ホームの名古屋OJA BODY STAR Mildom VS アウェイの魚群の第1試合と、ホームのコミュファDetonatioN VS アウェイの忍ism Gamingの第2試合の模様をレポートしていこう。なお、今回も配信内容については、アーカイブが公開されており、後からでも自由に閲覧できる。また、本文中の選手名については敬称を略している。
アウェイ魚群が名古屋OJA BODY STAR Mildom相手に全勝!
1試合目はホームが名古屋OJA BODY STAR Mildomで、出場メンバーはあきら、ウメハラ、ふ~ど、ナリ君。対するアウェイは魚群で、出場メンバーはマゴ、まちゃぼー、水派、もけ。アウェイとなる魚群の事前オーダーは先鋒がまちゃぼーネカリ、中堅が水派コーディー、大将はマゴルーク、待機選手はもけ。このオーダーに対してホーム側、名古屋OJA BODY STAR Mildomの先鋒はふ~どが登場する。
先鋒戦の意気込みを聞かれたまちゃぼーは「結構準備してやってきたので、それを見せられるように頑張って勝ちたいなと思います」とシンプルなコメント。対するふ~どは「そうっすね、まぁネカリってキャラがそんなに強いと思わないんですけど、多分2先の中で、めちゃめちゃやばいプレーしてくると思うんすよね。それがおそらく最適解なんじゃないかなと思って俺は臨みます」とした。
ふ~どポイズンとまちゃぼーネカリの先鋒戦。ふ~どポイズンはVトリガーI/VスキルII、まちゃぼーネカリはVトリガーII/VスキルI。
1戦目はふ~どポイズンがまちゃぼーネカリを圧倒し、連勝で1本を先取した。ここでインターバルを挟み、2戦目の開始直後、解説席や視聴者コメントにどよめきが走る。ゲーム再開時に登場したのはなんとまちゃぼーのルシア! VトリガーはII、VスキルはI。1ラウンドはふ~どポイズンのルシア対策が垣間見えるふ~どポイズン有利の展開からそのまま先制。2ラウンドはまちゃぼールシアの動きが徐々に良くなり、クリティカルアーツ「ハードヒットニー」をリーサルで決めてここを取り返す。3ラウンドもまちゃぼールシアがふ~どポイズンを画面端に追い込んでの猛攻で大ダメージを与える。その後、ふ~どポイズンは画面端から脱出して反撃するも、最後はまちゃぼールシアの「フリッパーシュート」が決まって勝利! 1本を取り返す劇的展開となった。
最終3戦目、1ラウンドは接戦をまちゃぼールシアが制して先制。2ラウンドはふ~どポイズンがクリティカルアーツ「ラブハリケーン」などを駆使して攻め切り、取り返す。最終3ラウンドはまちゃぼールシアの猛攻がガッツリ決まってそのまま勝利。本節初となるまちゃぼールシアが見事にふ~どポイズンを倒して勝利した。
先鋒戦、まちゃぼールシアが今季最強のふ~どポイズンに勝利したことにより、アウェイの魚群が先制の10ポイントを獲得した。
中堅は水派のコーディーに対してあきらのキャミィが挑む。意気込みを聞かれた水派は「やっぱ、アウェイなので、本当に全面的に対策やってきたんで勝てると思います。頑張ります」とシンプルにコメント。
これに対してあきらは「ずっとなんか夢に出てくるぐらいコーディー戦やってきて、それでも今朝起きてずっと不安でっていうのが、今の今まで何10時間も続いてるんで、今から勝ってこの不安を払拭できればなと思います」と不吉なコメント。これにアール氏から勝てば不安は払拭できますか? と訊ねると、これにあきらは「いや、もう白い歯見せていいんじゃないでしょうかね、今日勝ったら」と笑顔で返した。
あきらキャミィと水派コーディーの中堅戦。あきらキャミィはVトリガーI/VスキルII、水派コーディーはVトリガーI/VスキルI。
1戦目1ラウンドは火力の高い水派コーディーと互角の立ち回りを見せ、そのままクリティカルアーツ「クロススティンガーアサルト」をリーサルで決めて先制。2ラウンドもあきらキャミィの猛攻が決まって連勝で1本を先取した。
2戦目から水派コーディーの凶悪な面が見え始める。水派コーディーの立ち回りがうまく、EXゾンクナックルをリーサルで決めて先制。2ラウンドは水派コーディーが堅実な立ち回りで攻め切って連勝で1本を取り返す流れとなった。
インターバルを挟んでの最終3戦目、ここであきらキャミィはコスチュームをクリスマスコスに変更。SFL 2022ではこのジンクスで勝利した試合も多く見られたので、期待が持てる。1ラウンドは一進一退の攻防から、ギリギリのところで水派コーディーが落ち着いて中キックを決めて先制。2ラウンドはあきらキャミィの猛攻が見事に決まって取り返す。フルカウントの最終3ラウンドは、五分の攻め合いながら、水派コーディーの立ち回りがよく、あきらキャミィを抑え込んでそのまま決めて勝利。
中堅戦の水派コーディー勝利により、アウェイの魚群が合計20ポイント獲得となった。
大将戦はマゴルークに対してなんとナリ君あきらが挑む。意気込みについてマゴは「まぁ、一応準備はしてきたんですけど、予想外っちゃ予想外ですね。今回やっぱり、名古屋OJA BODY STAR Mildom戦って、俺がかなり大事なポジションになってるのかなって自分でも思ってたんで、結構準備してきたんすけど、その中でもあきら選択は結構びっくりしましたね。まぁ、でも安定して勝ちたいかなと思います」とコメント。
対するナリ君だがコメントを求められても集中しておりマイクから一切声が返ってこない。ここでリーダーのあきらから「しゃべる余裕がないみたいです」とフォローが入り、そのままコメントなしとなった。
ナリ君あきらとマゴルークの大将戦。ナリ君あきらはVトリガーI/VスキルII、マゴルークはVトリガーI/VスキルI。
1戦目1ラウンド、ナリ君あきらがVトリガー「漢の背中」で攻めるも、マゴルークもVトリガー「レンジアームズ」発動からの「ロックブレイカー」で決めて先制。2ラウンドは「漢の背中」を活かして攻め切って取り返す。3ラウンドはマゴルークの立ち回りがうまく、そのまま勝利して1本を先取した。
インターバルを挟んでの2戦目、ここでナリ君あきらはVトリガーを「破天の構」に変更。1ラウンドはリズムよくマゴルークを攻め切って、ナリ君あきらが先制。2ラウンドはVトリガー「破天の構」発動からのVスキル「通天打」でコンボを入れつつ「天の連舞」へと繋いで大ダメージを与える。その後はマゴルークがうまく立ち回るも、そこを慎重に立ち回り、最後はクリティカルアーツ「協奏気功塊」をリーサルに決めて1本をナリ君あきらが取り返した。
インターバルを挟んでの3戦目1ラウンドはマゴルークがナリ君あきらを画面端に追い詰めての猛攻で先制。2ラウンドもマゴルークの勢いが止まらず、そのまま画面端に追い込んで一気に決めて連勝で2本目を先取。4戦目も中距離の立ち回りが見事で、ここを連勝で攻め切って勝利。大将戦をマゴルークが勝ち取った。
大将戦、マゴルークが勝利したことで、試合結果はなんとアウェイの魚群が40-0で、全勝を掴み取った。
試合終了後は勝利した魚群へのインタビューが行なわれた。先ずは先鋒戦で衝撃のルシアピックを見せたまちゃぼーは「とりあえず、ネカリを出すしかなくて。そこから誰が来るかでどうしようみたいなのを決めようと思ったんですけど。そしたらふ~どさんが来たので、まあここはちょっとルシア……明らかにルシアの方がいけるっていうのがわかってたんで、チームメイトにもあらかじめ言っといて、出していい? 負けたら出していい? っ言ったらいいよっていうんで、自信持って出したっていう感じですね」とした。
ポイズン-ルシアの組み合わせの手応えについて確認すると「やっぱりポイズンのやりたいことに対して、ルシアがかなり色々できるっていうので。ネカリが逆にやりづらい、立ち回りまりがもう苦しいっていうのがあったので……立ち回りはふ~どさんがちょっと防御がうますぎて崩れないので、そこをやっぱなんとかしないとっていうので、やっぱりルシアですね」とした。
あきらキャミィに勝利した水派は「対名古屋OJA BODY STAR Mildom戦まで2日か3日ぐらいしかなかったので、できる限りの練習を詰め込んでやって、それが結構あの結果に繋がったので、すごい嬉しいですね。本当あの良かったです」とした。このシンプルなコメントに対してもけなど他のメンバーからは「最後が弱いな」などの横やりが入り、場を盛り上げる。
本日は待機となったもけは「いやぁ……もうここで40点はもうほんとでかいっすよねぇ! ただ、やっぱ今週魚群としてはこの前のグッパチ(Good 8 Squad)と、名古屋(OJA BODY STAR Mildom)で、今週すごく大変なところを、僕はもう控えでチ-ムメイトに全部任せてしまっていたので。ほんとによく乗り切ってくれたなっていうふうに……もう、すごいぞ! みんなもうありがとう!」と満面の笑みでメンバーたちへの感謝と労いの言葉を口にした。
大将戦で見事に勝利したマゴは「よんじゅってんですよ~! あ、いかんいかんいかん」と喜びで我を忘れかけつつ、我に返り真顔で「あの、すごく強い名古屋OJA BODY STAR Mildomというチームで、あの、やっぱりふ~ど選手、ウメハラ選手、ナリ君選手、あきら選手など、かなり脅威的な選手が揃って……よんじゅってぇ~ん」と真面目なコメントに40点の喜びの表情を挟みこむ。
これには本日のツッコミ担当のもけも「あぁ、出ちゃってる! 出ちゃってるよ! まだまだコメント続いてますよ、マゴさんまだまだ!」とツッコミが入る。
アール氏からナリ君のあきら戦に関して聞かれると、ここで再び真顔に戻り「前回、ときどルークに対してナリ君が出てたんで、まぁなんかルークに対しては、割と自信持ってるのかなっていう風には思ってたんで、一応準備はしてきてたんですよ。で、準備してきている中で、実際ナリ君のプレイスタイルを見て、こういうスタイルなんだっていう理解できた上で、自分が強く行けたんかなっていう風に思ったんで、それが一応勝てた要因かなっていう風に思います……40点」と最後にやはりニヤケ顔を挟んだ。
チームが好調な現状については「みんながみんな、やっぱポテンシャル引き出せるようになってきたし、なんだろう、まちゃぼーがやっぱ活躍できるようになってきたってのが、すごく俺はチーム的にでかいなっていう風に思ってます。ネカリってそんなに全体的にいけるキャラクターではないんですけど、サブキャラクターであるルシアを使ったりとか、もしくはそのネカリで踏ん張ったりとかしてて、本来はチームの弱点になりうるまちゃぼーがちゃんとその脅威的な存在になってくれることによって、魚群というチームがちょっとなんか底上げされてるっていうか、パワーアップしてんのかなっていう感じはしますね」とした。これにはまちゃぼーも「恐縮です!」と横から声をかける。
今後の意気込みや戦略について聞かれると「これでまぁ一応忍(忍ism Gaming)の結果によると思うんですけど、あの3位とかに食い込める可能性はあるのかな。魚群は、今年は結構苦しいチームかなっていう風には思ってたんで、まぁやっぱみんなキャラ変えしたばっかりってのも結構あったので、そんな中でこうやってちょっと危ないところを綱渡りしていけてるのは、まぁチームメイトのみんなが頑張ってくれてるおかげだなっていう風に思いますんで、後半節も皆さんよろしくお願いします。40点、40点とったす。はい、40点すね……」と最後も40点の喜びを呟き続け、そこにもけから「もうちょっと我慢して、もうちょっと我慢で!」とツッコミが入りつつフェードアウト。リーダーのマゴが40点と連呼してうるさいため、解説席の方で強制的にインタビューを締めくくる形となった。
うりょローズ善戦もヤマグチの暗躍が勝利の鍵に!
2試合目はホームがコミュファDetonatioNで、出場メンバーは板橋ザンギエフ、ナウマン、竹内ジョン、うりょ。対するアウェイは忍ism Gamingで、出場メンバーはももち、藤村、ヤマグチ、ジョニィ。アウェイとなる忍ism Gamingの事前オーダーは先鋒が藤村のルーク、中堅がヤマグチのルーク、大将はももちのコーディー、待機選手はジョニィという布陣。このオーダーに対してホーム側、コミュファDetonatioNの先鋒は前節にて大活躍のうりょローズが挑む。
先鋒戦のうりょローズについて聞かれた藤村は「はい、もちろん想定して練習してきました。ここまでの忍ism、めちゃくちゃ流れに乗ってるんで、この流れを止めないように勝利したいと思います」とした。これに対するうりょは「藤村さんは、前回ちょっと2先で負けちゃってるんで、リベンジしたいと思います」とシンプルなコメントを返すにとどめた。
うりょローズと藤村ルークの先鋒戦。うりょローズはVトリガーII/VスキルII、藤村ルークはVトリガーI/VスキルI。
1戦目はうりょローズの猛攻がうまく決まって連勝で1本を先制。2戦目も藤村ルークの攻めに対して臆することなく、攻めていき、先制。2ラウンドは藤村ルークがクリティカルアーツ「イレイザー」などで攻め切って取り返す。3ラウンドはうりょローズの強気な攻めがうまく決まってそのまま2本連取。先鋒戦をうりょローズが勝ち取った。
先鋒戦のうりょローズ勝利により、コミュファDetonatioNが先制の10ポイントを獲得した。
中堅はヤマグチルークに対してここで板橋ザンギエフのアビゲイルが挑む。意気込みを聞かれたヤマグチは「そうですね、板ザンさんのアビゲイルには、確か前回の(CPT)ワールドウォーリアーで当たって負けてしまってるので、今回はちょっとリベンジしたいと思います」とコメント。
これに対して板橋ザンギエフは「若手に対して、重くのしかかる“オジ”の姿、見せたいと思います」とシンプルなコメントを返す。
板橋ザンギエフアビゲイルとヤマグチルークの中堅戦。板橋ザンギエフアビゲイルはVトリガーII/VスキルI、ヤマグチルークはVトリガーI/VスキルI。
1戦目1ラウンドは時間ギリギリのところでヤマグチルークが攻め切って先制。2ラウンドは板ザンアビゲイルの猛攻でここを取り返す。3ラウンドも板ザンアビゲイルの攻めがうまく決まり、最後はクリティカルアーツ「アビゲイラー」でリーサルを決めて連勝で1本を先取した。
インターバルを挟んでの2戦目、ヤマグチルークが残り時間ギリギリのところまで粘るも、落とされて板ザンアビゲイルが先制。2ラウンドは時間をじっくり使ったヤマグチルークの攻めで、タイムギリギリのところで攻め切ってここを取り返す。3ラウンドはヤマグチルークが画面端に板ザンアビゲイルを追い詰めての猛攻で一気に勝利して連勝で1本を取り返した。
再度インターバルを挟んでの最終3戦目、1ラウンドはヤマグチルークが攻め切って先制、2ラウンドは板ザンアビゲイルが攻め切って取り返す。フルカウントの最終3ラウンドは時間をじっくりつかった一進一退の攻防が展開。慎重な立ち回りのヤマグチルークに対して攻めあぐねる板ザンアビゲイル、最後はタイムアウトで逃げ切ってヤマグチルークが勝利した。
中堅戦のヤマグチルーク勝利により、アウェイの忍ism Gamingが10ポイントを取り返す形となった。
大将戦はももちのコーディーに対して竹内ジョンのコーディーが挑む。ミラーマッチを挑まれたことについてももちは「いや、ぶっちゃけ予想してなかったですね。まぁ、うりょか板ザンが来るかなって踏んでて、その2人が先鋒、中堅で出た時点で、ちょっとナウマンララとかあるのかなっていうので、今かなりララ戦を考えてたんですけど、まさかの同キャラっていうことで。まぁでも同キャラは自分すごい得意ですし、もう常に“いつでも”待ち受ける準備はできてるんでいけると思います。頑張ります」と強気のコメント。
対する竹内ジョンは「ま、そうっすね、さすがに今回同キャラくるとは予想できてなかったと思うんで、多分単純に対策差が結構できてると思うんで、今まで結構負けちゃったんすけど、今回は多分かなりの攻略差を出して勝てると思います」とこちらも強気のコメントで返した。
竹内ジョンコーディーとももちコーディーの大将戦。竹内ジョンコーディーはVトリガーI/VスキルII、ももちコーディーはVトリガーI/VスキルII。
1戦目1ラウンドは竹内ジョンコーディーが時間ギリギリの猛攻を展開。時間切れ直前に体力差を逆転させて先制。2ラウンドはももちコーディーが猛攻で取り返す。3ラウンドは時間ギリギリの攻防を竹内ジョンコーディーが慎重な立ち回りで制して勝利。1本先取は竹内ジョンコーディーが有言実行する形となった。
インターバルを挟んでの2戦目1ラウンドは竹内ジョンコーディーが時間いっぱい使った攻防を制して、タイムアップの体力差で勝利して先制。2ラウンドは一転、ももちコーディーの猛攻が一気に決まってあっという間にここを取り返す。3ラウンドはVリバーサルなどを活かした立ち回りでももちコーディーを抑えて勝利。竹内ジョンコーディーが2本連取という驚きの展開となった。
再度インターバルを挟んでの3戦目、1ラウンドは時間ギリギリの攻防を今度はももちコーディーが体力差で制して先制。2ラウンドもももちコーディーが攻め切って勝利。連勝でここにきて1本を取り返す流れとなった。インターバルを挟んでの続く4戦目、1ラウンドはももちコーディーの猛攻が決まって先制。2ラウンドは竹内ジョンコーディーが取り返す。3ラウンドもギリギリの攻防が展開する中、竹内ジョンコーディーの動きを読んだももちコーディーが反撃で勝利。ももちコーディーが2本連取で追いついた。
最終5戦目1ラウンドはももちコーディーがきっちり竹内ジョンコーディーを抑え込む展開で先制。2ラウンドもももちコーディーの猛攻で決めて連勝で最終戦を勝利。大将戦をももちコーディーが勝ち取った。
大将戦のももちコーディー勝利により、試合結果は忍ism Gamingが30-10にて勝利となった。
試合終了後は勝利した忍ism Gamingへのインタビューが行なわれた。まずはうりょローズに敗退してしまった藤村に感想を聞くと「そうですね、ちょっと個人の成績はかなり悪かったんですけど、あまりにもチームメイトが頼もしすぎて、すごくなんか笑顔で見てられました」とした。
中堅戦で勝利したヤマグチは「正直、僕と板ザンさんの試合に関しては、ちょっとなんとかして、攻略とかじゃなくて、勢いで勝ったなっていう感じで。運が良かったなっていう感じですけど」と謙虚にコメント。
これにハメコ。氏は「本当にどっしりというか、彼(板橋ザンギエフ)を完全に跳ねのけてましたよ」や、アール氏からも「我慢比べで勝った印象ですけどね」などと振られても「ま、結果、勝ててよかったです」とシンプルに返すに留めた。
むしろ、その後続けて「ももちさんが1試合目の1ラウンド目、ちょっと流れが悪くて、そこから立て続けに2試合取られたんだけど、最後まで頑張ってくれて、それで勝ってくれてめちゃくちゃよかったです」とリーダーのももちに対する賞賛をテンション高めに語っていた姿が印象的だった。
本日は待機となったジョニィも、ももちの試合について「やっぱ大将戦、あそこから逆転するかっていう。最初はあの結構ジョン(竹内ジョン)の独特な対策が生きて2-0まで追い詰められたんすけど、相手の対策をコピーしてから3-2で勝つという」と真剣にコメントしていると思いきや、この直後、「まさか、ももちさんがコピー忍者とは思わなかったですよ!」といきなりの謎コメント。
続けて「忍びの棟梁っていうけど、忍術見たことなかったんですけど、コピー忍者だったんすね、初めて知りました」と忍ばぬジョニィらしいコメントとなった。
大将戦で逆転勝利したももちはアール氏からの、棟梁、見せちゃいましたか? という冗談の振りには苦笑いを返すにとどめ、「ジョン(竹内ジョン)がめちゃくちゃ多分用意してきていて。普通来ないオーダーだと思うんですよね、コーディにコーディーをぶつけるっていう。なんで、まぁ来るっていうことは、よっぽど自信があるっていうところで、実際にすごい流れも悪くて、2本取られた時に キャラ変えようと思ったんですよ。あきらに変えようと思ったんですけど」とインターバルでの衝撃の事実が明かされる。
さらに「そこで、ちょっとあきらに変えますって言って、みんなにも伝えてインターバルで1回落ち着くために戻ったんですけど、なんかヤマ(ヤマグチ)が、いや、もうそのままコーディ……やってる動きは合ってるんで、もうそれ、自分を信じてください、そのいけると思います、っていう後押しがあったんで、もう自分では気持ちが1回あきらにいくってなったんですけど。そこはヤマがそう言ってくれるなら、多分自分は間違ってないなっていうところで、やっぱりコーディーでいきますっていうので、選んだのが結果として良かったですね。変えてたら負けたんじゃないかなとはい思います」とヤマグチのアドバイスでコーディーを継続し、それが勝利に繋がったという衝撃の事実を明らかにした。
さらにアール氏が、試合中にコーディーの立ち回りが変化した事に触れ、戦術が変化したっていう感覚は特にはなかったかと聞かれると「そうですね、結構やっぱり1試合目の1ラウンド目を、正直あれ、自分のミスで落としてしまったんで、そこからなんかEXゾンク、お互い出してるのにこっちが一方的に負けるっていうのがずっと続いていて。やっぱり格闘ゲームって流れってあるので、なんか大きい流れに今呑まれてるなっていう思いがあったんで、そこで、流れを変えるのはちょっとキャラ変えかなっていうところなんで。自分の中であんまりその攻略を変えたっていうよりは、むしろまぁ変わりそうなところをチームメイトがいつも通りでいいですよっていう後押しをしてくれて、信じれたのが良かったですね」としており、コピー忍術はむしろいつも通り続けた結果とした。
前半節折り返し間際に調子を上げてきて、好調な成績で順位を上げてきた忍ism Gamingに次節以降の意気込みを聞くと「これで一巡したと言いますか、忍(忍ism Gaming)としては7節終わって次があのグッパチ(Good 8 Squad)なので、まあ直接対決と言いますか、今暫定で忍(忍ism Gaming)が2位だと思うので、まぁグッパチ(Good 8 Squad)倒してちょっと1位を目指していければなと思うんで、ちょっと後半節もね、応援よろしくお願いします」としてインタビューを締めくくった。
上位陣の順位確定! 忍ism Gamingが2位で折り返し!
以上、第7節 Day1の2試合の様子を簡単にお伝えした。本日上位4チームのうち3チームが試合を終えているため、実は第7節 Day1終了の段階で上位4チームの順位は確定となった。というのも、現在5位のSaishunkan Sol 熊本と4位魚群とのポイント差は本日の魚群の全勝で55と大きく差が開いたため、Saishunkan Sol 熊本がGood 8 Squad相手に全勝しても、順位は変動しない状況になったからだ。
第7節終了時点での順位はトップがGood 8 Squadで、ポイントはDay2での結果次第となる。2位は本日の勝利で順位を上げた忍ism Gamingでポイントは190、3位は魚群相手に全敗してしまった名古屋OJA BODY STAR Mildomが180ポイントで、4位には本日全勝で40ポイント獲得し、165ポイントとなった魚群が続く。
Day2の注目はやはりGood 8 SquadとSaishunkan Sol 熊本の試合となるだろう。Saishunkan Sol 熊本が本日の魚群のようなジャイアントキリングに成功すれば魚群とのポイント差が一気に縮まり、2~5位の順位争いがさらにヒートアップするのは間違いない。逆にGood 8 Squadが全勝すると、今度は5~7位のチームでの苛烈な5位争いが発生する展開になるので、こちらも面白そうだ。
そして個人的にはやはり、広島 TEAM iXAにこそ、ここで踏ん張って全勝してもらい、現在5~7位のポイントエリアである100ポイント前後のところに食い込んできてほしいところだ。そうなった場合、Day2の対戦相手であり、前年度チャンプのv6プラス FAV gamingが90ポイントのままとなるため、5~8位4チームによる5位争いがさらに激化することになる。こうした筆者の妄想に対して、どのような結果が出てくるのか、前半節最後の試合となるDay2もやっぱり目が離せない。
次回、第7節 Day2は10月25日20時からの開催となる。次回カードは1試合目がホームのv6プラス FAV gaming VS アウェイの広島 TEAM iXA、2試合目がホームのSaishunkan Sol 熊本 VS アウェイのGood 8 Squadの2戦が行なわれる。