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エプソン、幅33mmでファンレス駆動も選択可能なミニPC

Endeavor ST55E

 エプソンダイレクト株式会社は、ミニPC「Endeavor ST55E」を発売した。価格は8万4,700円から。

 本体サイズが約33×150×150mm(幅×奥行き×高さ、スタンドなし)のデスクトップPC。小型筐体のため狭いスペースへの設置が可能なだけでなく、CPUにCeleronを選択するとファンレスにも対応するため、ほこりが気になる場所にも設置できるという。

 また、本製品は環境負荷低減をコンセプトに開発されており、フロントベゼル部分に再生プラスチックを採用したほか、通常時消費電力が従来モデル「Endeavor ST50」と比べて約19%削減されているという。

 主な仕様は、CPUがCore i5-1135G7/Core i3-1115G4/Celeron 6305、4GB/8GB/16GB/32GBメモリ、128GB/256GB/512GB/1TB SSD、Windows 11 Pro/11 Home/10 Proなど。

 インターフェイスは、USB 3.1 Type-C×2(うち一基は15W PD対応)、USB 3.1×2、USB 3.0、USB 2.0、HDMI 1.4b、DisplayPort、Gigabit Ethernet、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1、音声入出力などを備える。

 スタンド装着時の本体サイズ/重量は、約49×150×158.5mm(同)/約0.79kg(ファンレスモデル:約0.76kg)。カラーはホワイトとブラックの2色を展開する。

 また同社は、Endeavor ST55E(ブラック)をタッチパネル液晶の背面に装着した「タッチパネル液晶一体型PC」や、組み込みシステム向けに提供されているWindows 10 IoT Enterprise LTSC搭載モデル「Endeavor JS55」を同時発売している。価格はそれぞれ13万8,600円から、9万200円から。

タッチパネル液晶一体型PC