Amazon、20%高速化/Wi-Fi 6対応となった新型「Fire TV Cube」

Fire TV Cube

　Amazonは、ストリーミングデバイスの最上位モデルとなる「Fire TV Cube」の新型、およびFire TVシリーズ向けの多機能リモコン「Alexa対応音声認識リモコンPro」を発表した。価格はそれぞれ1万9,980円、3,980円。どちらもすでに予約受付を開始しており、出荷は前者が10月27日、後者が11月16日を予定している。

Fire TV Cube

　第3世代となるFire TV Cubeは、新たに2GHz駆動のオクタコアプロセッサを採用し、従来モデルから20%の高速化を実現したストリーミングデバイス。Wi-Fi 6にも対応し、安定した4Kストリーミングが楽しめるとする。また、入出力端子を追加したことで、Blu-ray/DVDレコーダやUSBストレージなどとの接続も可能となった。

　従来から引き続き、4KやDolby Vision、HDR、Dolby Atmosに対応。スピーカーの音質向上も図った。さらに超解像技術を新たにサポートし、HD画質のコンテンツを4Kにアップスケーリングして視聴できるようになった。

　そのほか、Alexaを使った音声コントロールや、eARC/ARC(enhanced ARC/Audio Return Channel)にも対応。TVやTVと接続された機器の音声も出力できる。筐体デザインは高級感のあるファブリック仕様に変更した。

　メモリは2GBで、ストレージは16GBを内蔵。インターフェイスは、HDMI×2(入出力各1基)、USB、Ethernet、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、赤外線ポートなどを備える。

　本体サイズは86×86×77mm(幅×奥行き×高さ)、重量は509.6g。

Alexa対応音声認識リモコンPro

Alexa対応音声認識リモコンPro

　Alexa対応音声認識リモコンProは、第2世代以降のFire TV Cube、Fire TV Stick 4K Max/Stick 4K/第2世代以降のStick、第3世代のFire TVに対応したリモコン。Alexaに「リモコンを探して」と話しかけると、内蔵スピーカーから最大5分間音が鳴ってリモコンを探せる機能や、薄暗い場所での操作性を高めるバックライトを新たに搭載する。

　加えて、ユーザーがお気に入りのアプリのショートカットを設定できる2つのカスタムボタンや、Bluetoothヘッドフォンとのペアリングを簡単に行なえるヘッドフォンボタンも備える。

　単4形乾電池2本で駆動し、接続方式はBluetoothおよび赤外線に対応。本体サイズは38×148×18mm(同)、重量は54g(電池除く)。