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AMD、Zen 3コア採用の組み込み向けRyzen

Ryzen Embedded V3000

 AMDは、Zen 3コアを採用した組み込み向けプロセッサ「Ryzen Embedded V3000」シリーズを発表した。

 Zen 3コアの採用により、従来のRyzen Embedded V1000シリーズと比べてコア数が増加。CPU性能やメモリ転送速度、I/O周りも強化された。エンタープライズやクラウドストレージ、ネットワーク製品などにおいて、優れたワークロード性能を発揮できるとしえちる。

 5モデルを用意し、CPUコア数は4/6/8の3種類。メモリはDDR5をサポートし、PCI Express 4.0は20レーン。10Gigabit Ethernet×2も備える。そのほか各SKUの仕様は以下の通り。

モデル名cTDPコア/スレッドベースクロックブーストクロックL2/L3キャッシュ最大メモリクロックPCIe 4.0レーン数Ethernetポート
V3C4835-54W8コア/16スレッド3.3GHz3.8GHz4MB/16MB4,800MHz20レーン10Gigabit×2
V3C4435-54W4コア/8スレッド3.5GHz3.8GHz2MB/8MB4,800MHz20レーン10Gigabit×2
V3C18I10-25W8コア/16スレッド1.9GHz3.8GHz4MB/16MB4,800MHz20レーン10Gigabit×2
V3C1610-25W6コア/12スレッド2GHz3.8GHz3MB/16MB4,800MHz20レーン10Gigabit×2
V3C1410-25W4コア/8スレッド2.3GHz3.8GHz2MB/8MB4,800MHz20レーン10Gigabit×2