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マゴの同キャラ最強伝説がはじまるか?あきらキャミィも絶好調!ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2022 第2節 Day1レポート
2022年9月14日 13:35
9月13日20時より「ストリートファイターリーグ: Pro-JP 2022(以下SFL 2022)」の第2節Day1が開催された。本節リーグ戦の模様は全てYouTubeやTwitchなどのプラットフォームでライブ配信されている。
本日は試合前の説明の中でユニフォームについての補足説明が行なわれた。現在、DLCコンテンツとして期間限定で有料配信されている、各チームごとのユニフォームコスチューム。本節リーグ内でも着用して使うプレイヤーと使わないプレイヤーがいるが、これについては各チームや選手に委ねられており、特に着用義務はないとのこと。
なおSFリーグでは着用禁止のコスチュームについてはルールに記載があるが、特定のコスチュームを着る必要性については明記されていない。
ということで早速第2節 Day1、コミュファDetonatioN VS 名古屋OJA BODY STAR Mildomの第1試合と魚群 VS v6プラス FAV gamingの第2試合の模様をレポートしていこう。なお、今回も配信内容については、アーカイブが公開されており、後からでも自由に閲覧できる。また、本文中の選手名については敬称を略している。
あきらキャミィ絶好調で名古屋OJA BODY STAR Mildomに死角なし!
1試合目はホームがコミュファDetonatioNで、出場メンバーは板橋ザンギエフ、竹内ジョン、ナウマン、うりょ。対するアウェイは名古屋OJA BODY STAR Mildom、出場メンバーはあきら、ウメハラ、ふ~ど、ナリ君。
アウェイとなる名古屋OJA BODY STAR Mildomの事前オーダーは先鋒がウメハラのガイル、中堅があきらのキャミィ、大将はふ~どのポイズン、待機選手はナリ君となった。このオーダーに対してホーム側、コミュファDetonatioNの先鋒には板橋ザンギエフのGが登場する。
先鋒戦の意気込みを聞かれたウメハラは「やるよ」とシンプルにコメント。解説席がざわつく中、続けて「やるしかないだろ」と笑みを浮かべる。これに対して板橋ザンギエフは「ウメちゃんとは同い年なんですけど、いつまでもウメハラに仇なすモノとしていたいなという気持ちがありますので、ここはウメハラを上回ってやろうかなと思います」とした。
板ザンギエフとウメハラガイルの先鋒戦。板ザンギエフはVトリガーI/VスキルI、ウメハラガイルはVトリガーI/VスキルI。
1戦目は板ザンギエフが好調。1ラウンドはギリギリの接戦を板ザンギエフが制して先制、2ラウンドはウメハラガイルが攻め切り取り返す。3ラウンドは板ザンギエフが攻め切り勝利して先ずは1本。
インターバルを挟んでの2戦目、1ラウンドは板ザンギエフがギリギリの接戦を制して先制。2ラウンドはウメハラガイルが攻め切って取り返す。3ラウンドもウメハラガイルが攻め切って勝利し、1本を取り返す。
最終3戦目、1ラウンドはウメハラガイルが勝利、2ラウンドは板ザンギエフが攻め切って取り返す。最終3ラウンドは最後の最後にウメハラガイルがVトリガー「ソリッドパンチャー」発動からの連続ソニックブーム、そしてクリティカルアーツ「ソニックテンペスト」をキッチリ決めてこれがリーサルとなり、ウメハラガイルの勝利。アウェイの名古屋OJA BODY STAR Mildomが先制の10ポイントを獲得した。
中堅はあきらのキャミィに対して、ナウマンのルークが登場。意気込みを聞かれたあきらは「去年、実はナウマンさんと対戦をして負けちゃっているので、この借りはここで返す時がきたんじゃないかなと思っているので、全力で頑張ります」とした。対するナウマンは「めっちゃ練習してきました! 頑張ります! ザンギさんの分も! 」と先鋒戦で惜しくも敗れたリーダーの板橋ザンギエフをフォローした。
ナウマンルークとあきらキャミィの中堅戦。ナウマンルークはVトリガーI/VスキルI、あきらキャミィはVトリガーI/VスキルII。
1戦目はあきらキャミィの独壇場! ナウマンルークの攻めを物ともせず、連勝で1本を先制。2戦目もあきらキャミィの勢いが止まらない。1ラウンドは多少体力を削られても見事な立ち回りを見せて先制。2ラウンドはナウマンルークが攻め切って取り返す。3ラウンドはクリティカルアーツ「クロススティンガーアサルト」をリーサルに決めようとするもナウマンルークの体力が僅かに残ってしまう。このチャンスをキッチリ活かしたナウマンルークは逆転を狙ったクリティカルアーツ「イレイザー」を放ち、あきらキャミィの体力を大幅に削るも倒しきれず。最後はあきらキャミィの冷静なしゃがみ小パンチでとどめを刺して連勝。このあきらキャミィの勝利でアウェイの名古屋OJA BODY STAR Mildomが10ポイントを連取した。
大将戦はふ~どのポイズンに対して竹内ジョンのコーディーが登場。意気込みについて聞かれたふ~どは「アウェイで今2連勝してきてるので、俺も手のひらがべとべとしてて緊張感があったんですけど、少なくなりました」とコメント。ここでアール氏から延長戦の可能性を示唆されるとふ~どは「いやいやいや。けど、ここまで2勝取れていて、今まだ2節じゃないですか。これは未来に対してすごくいけるんじゃないかと」と本節の未来への期待感を語った。
対する竹内ジョンは「もちろん自分がここ勝たなきゃいけないとは思うんですけど、延長戦がさながら“なにげき”かのような緊張感、というのを聞いて、自分はその“なにげき”にまだ出会ったことがない人間なんで、そういう空気を味わってみたいなというのもあるので、絶対勝ちたいと思います」と元気な回答を返した。
ここで言う“なにげき”とは、2003年から2012年まで開催されていた格闘ゲームの大会「闘劇」を指す。Wikipediaなどで当時の優勝者の名前を見ていると、本節にも参戦する選手としては、ときどやウメハラ、ネモ、マゴ、ふ~ど、板橋ザンギエフ、どぐら、ももち、ボンちゃんなどの名前が確認できる。
竹内ジョンコーディーとふ~どポイズンの大将戦。竹内ジョンコーディーはVトリガーI/VスキルII、ふ~どポイズンはVトリガーI/VスキルII。
1戦目はふ~どポイズンの落ち着いた立ち回りで連勝して1本を先制。2戦目もふ~どポイズンの連勝で一方的な展開になるかと思われた矢先の3戦目、竹内ジョンコーディーに攻めの流れが来たかのように怒涛のラッシュが次々と決まる。4戦目も竹内ジョンコーディーの猛攻がうまく決まり、勝負の行方は最終戦にもつれ込む。
最終5戦目、ふ~どポイズンの流れが戻ってくる。前半に竹内ジョンコーディーの猛攻で大幅に体力がつけられても、怒涛のコンボでここを攻め切っての逆転勝利が続き、ここを連勝して大将戦をふ~どポイズンが制した。この大将戦の勝利により、アウェイの名古屋OJA BODY STAR Mildomが20ポイントを獲得。
この試合は、名古屋OJA BODY STAR Mildomが3連勝で合計40ポイントを獲得となった。
試合終了後は名古屋OJA BODY STAR Mildomへのインタビューが行なわれた。先ずは大将戦に勝利したふ~どにコメントを求めると「いやー、よかったっすわ。やっぱジョン君の圧が途中からでてきて。最初パパッと取れたのがデカかったですね」とした。後半戦で見せた怒涛のコンボについては「けど、もしかしたら倒せてたコンボがほかにもありそうなのかなーとか思ったりもしていて、もっと頑張れたかもなと思っています」とした。
3戦全勝というチーム全体の流れについて「嬉しいっしょ。ただ、まだ2節なので、全っ然まだ笑顔は早い」とした。これにアール氏が「白い歯はまだ早いと? 」と返すと「まだ2節っすよ」と笑顔を見せた。
先鋒戦にてシンプルなコメントから見事に勝利したウメハラは「すごい行ったり来たりの、本当はあんな感じにならないんだけど多分。でもまぁ運が最後にこっちに向いたんだなっていう感じがしてすごい嬉しいですね」とした。板ザンギエフが自身に来ることを予想していたかについて聞かれると「じゃないかなーって。60~70%くらいGかなぁって感じでしたね、予想としては」とコメント。チーム全勝の好調っぷりについて触れられると「いけるかもしれません、今年は」と優勝に向けての意欲を見せた。
今回待機となったナリ君は「いやぁ、チームメイトが強くて感動しましたぁ。今日は! 」とにこやかにコメント。
中堅戦を勝利したリーダーのあきらは「嬉しすぎて大分白い歯見せちゃって恥ずかしいんですけど」と、先ほどのふ~どとアール氏のやり取りに返す形でコメント。「本当に今年、もう血を吐くんじゃないかなってくらいルーク戦やってきて、それが1つの形として実ってくれて本当にうれしいなと思います。練習に付き合ってくれたルーク使いのみなさんに感謝でいっぱいです」とした。チームの流れについて聞かれると「初めてのアウェイで40ポイント取れるというのはスタートとしては最高だと思うので、これでどんどん勢いに乗っていけるんじゃないかなと思います」と好調な状況を再確認。
次節への意気込みについては「この流れを止めずに戦っていきたい。うちは最強の傭兵がいるチームって言われてるんですけど、まぁ自分とナリ君もどんどん頑張って、引っ張られるだけじゃなくて、引っ張っていけるくらいまで成長して、このリーグを進んでいければなと思います」としてインタビューを締めくくった。
救世主はやはりこの男! “自称同キャラ最強”のマゴルークの大活躍!
2試合目はホームが魚群、出場メンバーはマゴ、まちゃぼー、水派、もけ。対するアウェイはv6プラス FAV gamingで、出場メンバーはsako、ときど、ボンちゃん、とりめし。
v6プラス FAV gamingの事前オーダーは先鋒がときどのルーク、中堅がsakoのメナト、大将がボンちゃんのルーク、待機選手はとりめしとなった。このオーダーを受けてホーム側、魚群の先鋒は水派のコーディーが登場する。ここで先鋒を申告するマゴが何やら戸惑っているような沈黙を見せ、チームメンバーにも確認するなど、かなり時間をかけての申告となった。
先鋒のときどは意気込みについて「はい、頑張ります! この前ね、負けちゃって1勝もできてないんで、先ずはラウンド1つ取るところから慎重にいきたいと思います」とした。同様に意気込みを聞かれた水派は「このバージョン、コーディーvsルーク、やりこめたのかなと思うので、それを出せたらいいなと思います」とした。
水派コーディーとときどルークの先鋒戦。水派コーディーはVトリガーI/VスキルII、ときどルークはVトリガーI/VスキルI。
1戦目はときどルークのきっちりとした立ち回りで連勝で1本を先制。インターバルを挟んでの2戦目もときどルークのペースは変わらずここを連勝で取り切って勝利。アウェイのv6プラス FAV gamingが10ポイントを獲得した。
中堅戦はsakoのメナトに対して、もけのラシードで挑む。意気込みについて聞かれたsakoは「この間の(CPT)ワールドウォーリアーズで負けてるんでリベンジしたいと思います」とした。申告時にマゴから「お前しかおらんやろ! もけ! 」と激をかけられて登場したもけは「自信はあります。前回(1節)ちょっと負けちゃってるんで、ここで1勝してチームとしても個人としてもいい印象をここで作りたいと思います」とした。
もけラシードとsakoメナトの中堅戦。もけラシードはVトリガーII/VスキルI、sakoメナトはVトリガーI/VスキルII。
1戦目はsakoメナトの攻めがいい流れで決まり、連勝で1本を先制。インターバルを挟んでの2戦目もsakoメナトのペースで試合が展開。のらりくらりとかわしつつ、じっくり時間を使った攻めで連勝し、sakoメナトの勝利。アウェイのv6プラス FAV gamingが勝利して10ポイントを獲得した。
大将戦はボンちゃんのルークに対してマゴのルークが登場。意気込みを聞かれたボンちゃんは「(マゴは)まぁなんか同キャラ自称最強らしいんで、なんか来るのかなと思ってましたけど。負け越してる人はいないらしいんで、味わいたいなと思います」と挑発的な表情とコメントを残した。
対するマゴは「いや、結構準備してきたんですけど、てっきりときどが大将くるのかなと思ったらボンのルークということで、正直言って最初のオーダーの段階でかなりビックリしていて頭が真っ白になってましたね」とし、先鋒申告時の沈黙の理由について語った。「でもまぁボンが大将なのであれば、ルーク同キャラって事は別に変わりはないので、まぁルーク同キャラはかなり自信を持ってますし、地上戦の圧でボンさんをちょっと屈服させたいと思います」とした。
マゴルークとボンちゃんルークの大将戦。マゴルークはVトリガーI/VスキルI、ボンちゃんルークもVトリガーI/VスキルI。
1戦目はボンちゃんルークが勢いに乗って攻め切り連勝で1本を先制。ここでインターバルを挟んでの2戦目1ラウンドは一転してマゴルークが攻め切って先制。2ラウンドはボンちゃんルークが取り返す。3ラウンドはギリギリの攻防をボンちゃんルークが制して2本を連取する形となった。
ここで再度インターバルを挟むことになるが、この待ち時間の間にアール氏から「見てくださっている方の中に、何でこの2人飛ばないんだ? と思っている方もいらっしゃるかもしれないので」とし、ここまで2戦でマゴルーク、ボンちゃんルーク共にジャンプを使っていない点についてハメコ。氏から簡単な解説があった。
ハメコ。氏は「飛びはね、この組み合わせでは攻略ではない可能性があります」とした。ルーク同キャラの場合、特に今回の立ち回りでは隙の大きな大攻撃が使われていないため、ジャンプする隙がほぼなく、ジャンプで飛び込むくらいなら地上戦の動きをきっちり行なう方が勝率が上がると解説した。
3戦目。1ラウンドはここまでほぼ飛ばずに地上戦を展開していた両者だったが、マゴルークがジャンプからの攻めをうまく決めてついに先制。しかし2ラウンドはボンちゃんルークがアグレッシブな攻めからのクリティカルアーツ「イレイザー」によるリーサルで取り返す。3ラウンドはマゴルークの連携が見事に決まり、マゴルークが1本を取り返す流れとなった。偶然にも先ほどのジャンプに関する解説が伏線のような展開になっており、驚愕だ。
4戦目1ラウンドは再びボンちゃんルーク優勢の展開。前に詰めながらも防御は堅いという堅実な攻めでマゴルークを追い詰め、そのまま勝ちきり先制。2ラウンドはギリギリの攻防をマゴルークが取り返すギリギリの立ち回りで粘りを見せる。3ラウンドもマゴルークの攻めが好調で削っていくも、ボンちゃんルークもギリギリのところで粘りを見せるが、そこをきっちりと攻め切ってマゴルークが勝利。2本目をマゴルークが取り返す形となった。
インターバルを挟み、こうして迎えた最終5戦目。1ラウンドもギリギリの攻防が展開。マゴルークの連携がガンガン決まる中、隙を見てボンちゃんルークはクリティカルアーツ「イレイザー」で反撃を試みるもこれをマゴルークがキッチリガード! 反撃で決めて勝利。2ラウンドもゲーム全体のペースはボンちゃんルークだが、これをきっちり返しきったマゴルークの攻めが決まって逆転勝利! “同キャラ自称最強”の呼び名が現実味を帯びる展開となった。
大将戦のマゴルークの勝利により、魚群が20ポイントを獲得、ここで第1節 Day1以来2度目のBO1、延長戦となった。なお、魚群は2節連続での延長戦の展開だ。
延長戦はアウェイ側のチームから延長戦の出場選手を申告する流れだ。アウェイのv6プラス FAV gamingからはボンちゃん自身の志願によりボンちゃんのルークが延長戦に出る流れとなり、これに対して魚群も簡単な話し合いからマゴのルークが再び延長戦に挑む。
ボンちゃんは「チームメイトが送り出してくれたんで、20点持って帰れなかったのは本当に申し訳ないですけど、5点持ち帰りたいと思います」とした。これに対してマゴは「もう1度やりたいってことなんでしょうね。もう1度あげましょう、敗北を……」と話を締めた。マゴらしさが感じられる小憎らしいコメントだ。
マゴルークとボンちゃんルークの延長戦。マゴルークはVトリガーI/VスキルI、ボンちゃんルークはVトリガーI/VスキルI。
1ラウンドはマゴルークの勢いが止まらない! いきなりの猛攻から一気に攻め切りここを先制。2ラウンドは双方慎重な立ち回りの攻め合いからギリギリの攻防をボンちゃんルークが決めて取り返す。最終3ラウンドは画面端に追い詰めたマゴルークがボンちゃんルークをきっちり追い詰めていき、攻め切って勝利。マゴルークの勝利により、試合結果は25-20でホームの魚群がアウェイのv6プラス FAV gamingを撃退して勝利となった。
終了後は魚群へのチームインタビューとなった。先鋒戦で敗北した水派は「そうですね。なかなか練習したこと全然出せずにパッと終わっちゃったなみたいな悔いが残る試合だったんで、メンタル的にも弱気だったなと思うので、次回そこを反省してどっしりと挑みたいと思います」とした。初陣のプレッシャーについて聞かれると「体感しているプレッシャーとかはなかったですけど、なかなかコーディーvsルークで完成した物を持ってこれたなと言う感じはなかったので、もっと練習の量を増やして出直しを……」と締めた。
もけは「魚群の勝ちはすごくうれしいですけど、やっぱり(自分の負けは)悔しいですね。(チームが勝利したことで)こういう風に繋いで頂いて、次に向けて試合に集中できるっていうのはすごいありがたいですし、引き続きやっていきたいと思います」とコメントした。
本日待機だったまちゃぼーは「僕も多分今見て下さっている視聴者のみなさんと同じくらいキャーキャーワーワーはしゃいでハラハラしながら見ていたんですけど、うち2連続で延長戦になるという珍しいパターンだったんですよね。前回は、僕負けちゃったんですけど、今回はマゴさんが勝ってくれて勝ち越しで終われたので、もし次、自分に出番があるかわからないですけど、ある時は自分も勝ってまたチームに貢献して、魚群一丸となって頑張りたいと思います」とした。
本日の主役とも言えるマゴはアール氏から「何を言っても許されるタイミングですよ! 」コメントを求められ「あのー、本当に相手の方、本当に強くて、日々の練習の成果だなと思ってるんですけど、ただ一言だけ言わせてください」と神妙な言い回しから一転して「気持ちえぇぇぇぇぇ! 」と全チームを敵に回すような口調で一言。
その後、大将戦のプレッシャーなどについて聞かれると「いや、でもやっぱり最初動きは悪かったですね、2本とられて。ボンちゃんのやり方っていうのが何かあまり噛み合わなくて、どういう風に嚙み合わせていけばいいのかなと思ったんですけど3試合目くらいから段々と自分のペースに持っていけたかなと。もともとときど想定でやってたので、なんでときどが出てこなかったんだろうという疑問がいまだに結構ありますね」と試合の中での調整の苦労を語った。
続けて「とはいえね、ルーク戦でよかったです。準備してたルーク戦がそのまま出せたし。ぶっちゃけ、ここでボンちゃんがサガットを使ってきたら結構キツいなと思ってたんですけど、そこは男らしくちゃんとルークでやって来てくれたので、そこは楽しかったしうれしかったです」とボンちゃんの気概を称賛した。
次節への意気込みについては「とはいえね、一応勝勝ち越しは勝ち越しで終わったんですけど、戦績的には延長戦を抜きにして1勝2敗なので、ホーム側で1勝2敗というのはあまりよくないことだと思うんですよ。そこを何とかまぁ次節の時までに修正していきたいなと思ってますね。ホームでしっかりと勝ち越しで終わりたいです」と締めくくった。
v6プラスFAV gamingが連敗のピンチ。次回Day2は1週間後の開催
以上、第2節 Day1の2試合の様子を簡単にお伝えした。印象的だったのはあきらキャミィがナウマンルーク戦で見せたルーク対策だろう。キャミィは3月の調整を経た結果、プロプレイヤーで使う人がかなり減ってしまった。そんな中であきらのみがキャミィをメインで使い続けていた。そんなあきらの努力がこうしてリーグ本節にて結果を出したことは非常に大きな意味を持つと言えるだろう。
インタビューの中であきらは名古屋OJA BODY STAR Mildomを「最強の傭兵がいるチーム」と語ったが、2人の傭兵がどれだけ強くてもチームとしては勝利できない。リーグで勝利するためにはあきらや助っ人のナリ君の2人の活躍が絶対に必要なのである。とりわけ本日の中堅戦におけるあきらの勝利は、名古屋OJA BODY STAR Mildomが最強の傭兵だけではなく、あきらの存在感をアピールするのに十分な勝利だったと言えるだろう
また、マゴルークの凄さが改めて実感できた1日でもある。マゴ自身も配信などで語っている通り、調子の良し悪しがはっきり出てしまうタイプのマゴだが、うまく噛み合った時はここまで決まるのか、というくらいに中距離の攻めが見事にヒットしており、“同キャラ自称最強”の名がブラフでないことが改めて伝わる一戦だった。魚群はチームメイトたちの勝てない状況が続いているが、マゴが試合を引っ張っていくことでチームメイトたちも段々とエンジンの回転数を上げていくタイプのチームなので、今後の巻き返しに期待したい。
次回、第2節 Day2は9月20日20時からの開催となる。次回カードは1試合目がホームのSaishunkan Sol 熊本 vs アウェイの忍ism Gaming、2試合目がホームGood 8 Squad VS アウェイ広島 TEAM iXAの2戦が行なわれる。