ニュース
ファーウェイ、Core i5-12450H搭載のWUXGA対応16型ノート
2022年9月15日 11:00
華為技術日本株式会社(ファーウェイ・ジャパン)は、CPUにCore i5-12450Hを搭載し、1,920×1,200ドット(WUXGA)表示対応の16型液晶を備えたノートPC「MateBook D 16」を発売した。価格はメモリ8GBモデルが17万2,800円、16GBモデルが19万2,800円。
CPUにCore i5-12450Hを採用し、第11世代搭載モデルからマルチコア性能を大幅に向上させた。また、画面占有率が90%に達するWUXGA表示対応16型液晶ディスプレイを採用しつつ、他社の15.6型より一回り小さいフットプリントを実現する。
付属のACアダプタはUSB Type-Cの65Wタイプで、ほかのUSB Type-C対応充電デバイスに充電可能。従来モデル(MateBook D 15 2021年モデル)と比較して本体サイズを30%縮小し、重量も約126gに抑え、モバイル性を向上させたとしている。
このほか、ヒンジ部に「HUAWEI Metaline Antenna」を備え、信号の変換効率を向上させ、信号が弱い環境でのダウンロード速度を55%向上(MateBook D 15 2021年モデル比)させたとしている。
キーボードは1.5mmのキーストロークを確保し、長時間のタイピングでも疲れないソフトランディング設計を採用。多層塗装をキートップに施し、耐摩耗回数が2倍となった。また、テンキー上部に電卓起動ボタン、独自の高速検索「AI Search」、ホーム画面表示、カメラオン/オフ切り替えのホットキーを備える。なおAI Searchはローカルファイルとオンライン検索だけでなく、ファーウェイのほかのデバイス(スマートフォンやタブレット)上にあるファイルもクロスサーチできる。
前面カメラは1080p解像度となっており、AI機能によりディスプレイに向いている目の視線をカメラへの視線に補正し、Web会議でアイキャッチがしやすくなるほか、常に被写体(人物)を中央に映す機能、バーチャル背景機能などを搭載する。
さらに、本体前面にクアッドAIマイクを備え、最大5m離れた距離からの声もキャッチする機能を搭載。ヘッドセット装着時には、周囲の騒音を低減する機能、および他者の声を抑えて自分の声だけを増幅して届ける機能(開始時に約10秒間話して学習させる必要あり)を備える。
販売される2モデルはメモリ容量以外の仕様は共通で、CPUにCore i5-12450H、512GB NVMe SSD、OSにWindows 11 Homeなどを搭載する。
インターフェイスはUSB 3.0 Type-C(充電、DP Alt対応)、USB 3.0、USB 2.0 Type-C(充電対応)、USB 2.0、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1、HDMI 2.0出力、1080p対応Webカメラ、指紋センサー(電源ボタン一体型)、音声入出力などを搭載する。
バッテリは60Whで、駆動時間は約9時間。本体サイズは356.7×248.7×18.4mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.7kg。
バックパックと無線マウスも投入
同時に、16型のノートPCが入る防水バックパック「Stylish Backpack」、無線マウス「Wireless Mouse」も同時発売。価格はそれぞれ9,800円、4,800円。
Stylish Backpackは100% PU素材の防水設計が特徴。ロールトップデザインにより、荷物の量に合わせてサイズを調整できる。上部の開口部に加えて、側面から内部にアクセスできるサイドファスナーを備える。また、内ポケットを豊富に用意し、小物の収納に適している。さらに、幅広なショルダーストラップと内側の高密度フォームの採用により、肩への負担を減らして通気性を確保する。
Wireless Mouseはミクロンサイズのシリコン粒子による「マイクロフリース塗装」で滑りにくいのが特徴。電源を投入してデバイスに近づけるだけで検出/接続できるBluetooth 5.1と、USB Type-Aドングルによる2.4GHz接続の両方をサポート。高性能TOGセンサーを採用し、ガラス面でもスムーズに操作できるとしている。
解像度は800/1,200/2,000/3,000dpiで調整可能。3つのBluetoothデバイスを切り替えて接続でき、それぞれに適したセンサー解像度に設定することもできる。
