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ATOK、Web会議中などの推測変換候補によるうっかり情報漏えい防止機能を追加

ATOKプロテクトモード

 株式会社ジャストシステムは21日、ATOK Passportの機能を強化し、「ATOK for Mac」でWeb会議中に推測変換候補の表示を抑制し、意図しない情報漏えいを防止する「ATOKプロテクトモード」を追加した。また、「ATOK for Windows」では、ATOKプロテクトモードへ自動移行する検出機能に、これまでのZoomに加えGoogle MeetとMicrosoft Teamsも検出するようになった。

 ATOKプロテクトモードは、オンライン会議における画面共有時の文字入力の際に、推測候補が意図せずに相手に見えてしまうことを防止する機能。今回、Mac版でも実装されるとともに、Windows版では自動検出するソフトを追加した。会議が終わると自動でオフになる。

 Mac版ではこのほか、自身にとって必要な設定を選び出せる「カスタムATOK」を搭載。19項目の質問に答えることできめ細かな設定が行なえるとしている。

カスタムATOK