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土屋鞄、キノコの菌糸体から作られた新素材採用のバッグなど

 土屋鞄製造所は、キノコの菌糸体から生まれたレザー代替素材「Mylo」を採用したバッグなどを発表した。現在プロトタイプの開発を進めているという。

 Myloは、米Bolt Threadsの開発した新たなレザー代替素材。菌糸体の微細な繊維によって柔らかな手触りと上質感のある風合いを実現したとする。加工で柔軟性を持たせることができ、さまざまな製品に応用できるという。

 開発中のプロトタイプは、スクエアバッグ、スリムケース、バックパック ミディアム、ウォレットバッグ、ランドセル、ハンディLファスナー(財布)の6製品。サンプル制作や強度試験、使用試験などを進めており、ハンディLファスナーについては年内の発売を目指しているという。