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Acer、メガネなしで立体視が楽しめる15.6型ゲーミングノート

Predator Helios 300 SpatialLabs Edition

 Acerは18日(台湾時間)、新製品発表イベント「next@acer」を開催した。この中で、裸眼3D立体視技術「SpatialLabs」を搭載した15.6型ゲーミングノート「Predator Helios 300 SpatialLabs Edition」を発表した。

Predator Helios 300 SpatialLabs Edition

 Predator Helios 300 SpatialLabs Editionは、裸眼3D立体視対応の15.6型4Kディスプレイを搭載したゲーミングノート。発売時期および価格は、北米では2022年第4四半期初頭/3,999.99ドルから、欧州では9月/3,299ユーロから。

 SpatialLabs技術により、専用のメガネなどを使わずとも立体映像が楽しめるのが特徴。視線追跡機能と連動して動作しており、ディスプレイは3Dモード時は2K、2Dモード時は4Kディスプレイとして使用できる。

 専用アプリのSpatialLabs TrueGameを搭載し、50以上のタイトルでは3D表示用プロファイルを用意。プロファイルは順次追加していくほか、非対応のゲームや映像/画像コンテンツなどをAIシミュレーションによって3D化するSpatialLabs Goなども備える。

 CPUは最大で第12世代Core i9、GPUは最大でGeForce RTX 3080を搭載。メモリは最大32GB DDR5-4800、ストレージはPCI 4.0接続のSSDを内蔵する。冷却機構には第5世代となったAeroBlade 3Dファンを採用し、液体金属グリスやCoolBoost技術なども装備する。

 インターフェイス周りは、Thunderbolt 4、USB 3.1×2、HDMI 2.1、Wi-Fi 6Eなどを備える。

背面

Predator Triton 300 SE

Predator Triton 300 SE(14型)

 「Predator Triton 300 SE」は、縦横比16:10のディスプレイを採用したゲーミングノート。発売時期および価格は、14型モデルが北米では7月/1,599.99ドルから、欧州では6月/1,499ユーロから。16型モデルが北米では8月/1,749.99ドルから、欧州では7月/1,599ユーロから、中国では7月/10,999元から。

 14型モデルではCPUに第12世代Core、GPUにGeForce RTX 30シリーズに加え、有機ELパネルのオプションも用意。16型モデルでは240Hz表示対応のWQXGAも選択可能で、NVIDIA Advanced Optimusにより、再起動することなく内蔵GPUとディスクリートGPUを切り替えられる。

Predator Triton 300 SE(16型)

Predator XB273K LV

Predator XB273K LV

 「Predator XB273K LV」は、最大160Hz表示/HDMI 2.1対応の27型4Kゲーミングモニター。発売時期はともに第3四半期で、価格は北米が999ドルから、欧州が949ユーロから、中国が5,999元から。

 独自のAgile-Splendor IPSパネルを採用し、最大160Hzのリフレッシュレートと0.5msの中間色応答速度を実現。HDMI 2.1入力に対応するほか、Delta E 1未満の高い色精度やDisplayHDR 600のサポートに加え、テュフラインランドのEyesafe認定も取得する。

Nitro XV272U RV

Nitro XV272U RV

 「Nitro XV272U RV」は、最大170Hz表示対応の27型WQHDゲーミングモニター。発売時期はともに第3四半期で、価格は北米が449ドルから、欧州が399ユーロから、中国が2,499元から。

 最大170Hzのリフレッシュレート(オーバークロック時)と1msの中間色応答速度を実現。Agile-Splendor IPSを採用し、DCI-P3 95%カバーやDelta E 1未満の高い色精度を謳う。DisplayHDR 400にも対応する。