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日産リーフの再生バッテリを使ったポータブル電源の試作品が公開

日産リーフの再生バッテリを用いた試作ポータブル電源の製品イメージ

 株式会社JVCケンウッド日産自動車株式会社フォーアールエナジー株式会社は26日、電気自動車「リーフ」の再生バッテリを利用したポータブル電源の試作品を公開した。

 リーフの再生バッテリをポータブル電源として二次利用する試み。3社による共同研究による役割は、日産が企画立案およびバッテリを車載環境で使用できるようにするためのノウハウ提供、JVCケンウッドが使用済みバッテリの再利用に最適化した設計および製品開発、フォーアールエナジーは製造時にCO2が発生せず、ポータブル電源としての性能と安全性を両立したバッテリ部分の開発をそれぞれ担当する。

 製品としての性能は未発表だが、製品イメージを見ると、前面に2口のコンセントとUSB Type-C端子とType-A端子が各2つ、シガーソケットのようなものが見られるほか、天面に収納式のハンドルが確認できる。

日産リーフのバッテリセル(左)と開発中の製品イメージ(右)