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PS5が可変リフレッシュレートに対応

アップデート後は設定内に項目が追加される

 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、家庭用ゲーム機の「PlayStation 5(PS5)」において、可変リフレッシュレート(VRR、Variable Refresh Rate)への対応を開始する。今後数日間かけてアップデート提供していく予定。

 アップデートを適用すると、設定の「スクリーンとビデオ」内に「VRR」の項目が出現。デフォルトでは、PS5をHDMI 2.1を通じてVRR対応TV/モニターと接続していれば、対応タイトルプレイ時に自動的に有効になる。加えて、未対応のゲームでもVRRを有効化できる追加オプションも用意される。

 PS5本体のVRR対応にあわせ、すでに販売されているゲームタイトルの一部においても、VRR対応に向けたアップデートが各社から順次提供される予定。また、今後は発売時点からVRRを利用可能なタイトルも投入されていく見込み。

 可変リフレッシュレートは、PS5側が出力する映像のリフレッシュレートの変動にあわせて、モニター側のリフレッシュレートをリアルタイムで同期する機能。映像のスタッタリングやテアリング(コマ落ちやちらつき)を抑制でき、画質の向上や入力遅延の低下を図れ、よりスムーズなゲームプレイを実現できるという。