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LG、ノートPC/モニター新製品を投入。自立もできて吊せる2Wayな27型液晶も
2022年4月20日 06:04
LGエレクトロニクス・ジャパン株式会社は19日、同社製軽量ノート「gram」シリーズをはじめとした新製品を複数発表した。製品の仕様については既報を参照されたい。
本稿では、同日開催された新製品発表会の内容についてお届けする。
発表会では、同社マーケティングチームの易臣(イ・シン)氏が登壇し、ノートPCのgramや、液晶モニターなどについて、今後投入予定のものも含めた新製品の説明を行なった。
LGでは、ユーザーのよりよい生活の実現に向け、各製品においてニーズにあわせた改良や改善を重ね、製品開発を進めてきたという。
ノートPC製品となる「gram」シリーズでは、2014年に重量980gを実現した軽量14型ノートPCとして投入。その後も15.6型、16型、17型とラインナップを拡充し、モビリティと大画面の両立を実現してきた。加えて、ユーザーにより快適な環境を提供し、やりたいことをもっとさくさくと行なえる製品として改良を進めてきたという。
2022年モデルでは、第12世代CoreやLPDDR5-5200メモリ、PCIe 4.0接続対応SSDを搭載したほか、広色域さはそのままに映り込みの少ない非光沢パネルを採用するなど、性能面やディスプレイを強化。主にクリエイター向けに、GPUにGeForce RTX 2050を内蔵するモデルもオプションで用意した。
昨今重要な要素となっているWeb会議向け機能も強化しており、WebカメラはフルHD/IR対応のものとなり、画質を向上。加えて、利便性向上ツールの「LG Glance by Mirametrix」により、自身の顔をプレゼンテーションに重ねて表示したり、画面との距離に応じて自動でミュートを切り替えたり、ミュート状態で話したさいに通知する機能なども用意した。
また、同じgramブランドを冠する16型モバイルモニター「gram +view(16MQ70)」についても紹介。16型ノートのgramと同じパネルを採用し、DCI-P3 99%をカバーするなど高画質さを謳う。670gと軽量で、ノートPCと一緒に持ち歩いてもかさばらないという。
液晶モニターでは、2012年に世界初の縦横比21:9ウルトラワイドモニターを投入したほか、2019年にはIPSパネルながら中間色応答速度1msを実現するゲーミングモニター、2021年にはErgoスタンド仕様のモニターも投入してきた。
同社では新たに、WQHD(2,560×1,440ドット)の縦2枚分に相当する27型2,560×2,880ドットパネルを搭載した「28MQ780-B(DualUp Monitor)」を発表した。縦横比16:18と縦長で広い作業領域が確保できるのが特徴的な製品となる。
加えて、今後5月以降に順次投入予定の製品として、搭載スタンドによる吊るし/自立の両方に対応し、着脱式Webカメラやマイク/スピーカーも内蔵する27型WQHD「27BQ7QC-S(Libre Monitor)」や、27型WQHDモニターを専用のアームで2枚搭載した「27QP88D-B2(ErgoDual Monitor)」も発表した。
さらにゲーマー向けのUltraGearからは4K/144Hz対応のHDMI 2.1搭載31.5型「32GQ950-B」、映像クリエイター向けのUltraFine Displayからは黒の表現力を高めたNano IPS Blackパネル採用の27型4K「27UQ85R-W」および31.5型「32UQ85R-W」についても発表している。
以下、発表会にて展示されていた各製品を実機写真でご紹介する。