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スーパーキャパシタ搭載のSSDケース。電源喪失時にデータ保護

DOCKCASE10s

 クラウドファンディングサイト“kibidango”において、スーパーキャパシタを搭載したSSDケース「DOCKCASE10s」が出資を募っている。製品を入手するのに必要な最小出資額は9,950円より。定価は1万6,000円となっている。

 スーパーキャパシタの内蔵により、データ転送中にケーブルは外れるといった電源喪失時でも約10秒間の駆動が可能で、その間にSSD内でキャッシュされているデータをフラッシュメモリに書き込んでマッピングテーブルを更新することでデータ喪失から保護。電力供給が再開した時にSSD内のデータが正常に回復できるという。

 本体上部に240×240ドット表示対応の1.33型IPS液晶ディスプレイを搭載し、パーティションの状況や使用状況等を把握できる。D-Keyボタンにより表示内容の切り替えが可能なほか、ボタンのダブルクリックで画面の向きが変更でき、設置方向に合わせて表示できる。

 インターフェイスはUSB 3.1 Gen 2で、最大10Gbps(1,050MB/s)の転送に対応。UASPプロトコルをサポートする。コントローラは「RTL9210B」で、ほかのチップと比較して10℃程度温度を低くしているほか、ヒートシンクが付属する。ポートはUSB Type-A/Cに対応する。

 対応SSDはNVMe/SATA接続のM.2 2230/2242/2260/2280タイプで、容量は2TBまで。本体サイズは127×39×14mm(幅×奥行き×高さ)。

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