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Samsung、リード13,000MB/sに達したPCIe 5.0 SSD
2021年12月23日 13:28
Samsung Electronicsは23日(韓国時間)、最大リード速度13,000MB/sを達成したエンタープライズサーバー向けSSD「PM1743」を発表した。量産開始は2022年第1四半期を予定している。
PCI Express 5.0に対応したことにより、シーケンシャルリード速度最大13,000MB/s、ランダムリード速度250万IOPSを実現。これはPCI Express 4.0に対応した前世代と比較してそれぞれ1.9倍、1.7倍高速としている。
シーケンシャルライトも最大6,600MB/s、ランダムライトは25万IOPSとなっており、これは前世代と比較してそれぞれ1.7倍、1.9倍高速としている。電力効率においても30%改善され、1Wあたり608MB/sを達成している。
容量ラインナップは1.92TBから15.36TBまで用意し、フォームファクタは2.5インチに加え、近年採用が増えている次世代データセンター向けの3インチのEDSFF(E3.S)も用意。デュアルポートをサポートする業界初のPCI Express 5.0 SSDともなっており、1つのポートに障害が発生しても継続利用できる。
このほか、セキュリティプロセッサおよびRoot of Trustを実装しており、セキュリティ脅威やデータ偽造から保護するとともに、サーバーシステムにおいてのセキュアブートが利用できるとしている。