ニュース

Firefox、macOSでのストリーミング視聴時の電力を削減した「Firefox 95.0」

 Mozillaは12月7日(米国時間)、Webブラウザ「Firefox」の最新版95.0をリリースした。同社とカリフォルニア大学サンディエゴ校、テキサス大学の研究者らが共同開発した「RLBox」というサンドボックス技術を搭載。サブコンポーネントを効率的に分離させ、ブラウザをより安全に利用できるようにした。

 そのほか、macOS環境での最適化を2点図った。イベント処理中のCPU使用率を削減したほか、フルスクリーンでNetflixやAmazon PrimeVideoなどのソフトウェアデコードされたビデオを視聴するさいの電力消費量も削減した。

 Windowsでは、Windows10、11に搭載されているMicrosoftストアからFirefoxをダウンロードすることも可能となった。

 修正点は、メモリアロケータの改善やページの読み込みパフォーマンス向上、macOSでのコンテンツプロセスの起動など6点。