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NVIDIA、Ampereベースで従来より6倍高速な「Jetson AGX Orin」
2021年11月10日 11:26
米NVIDIAは、ロボティクスや自律動作マシン、医療機器やエッジ組み込みコンピューティング向けコンピュータ「Jetson AGX Orin」を発表した。2022年第1四半期に発売予定としている。
Ampereアーキテクチャに基づいて構築されており、200TOPSの演算性能で前世代にあたる「Jetson AGX Xavier」の6倍の処理能力を実現しながら、従来と同じ手のひらに収まるサイズで、フォームファクタとピンの互換性を維持した。
CPU部分には12コアのArm Cortex-A78AEを搭載し、最大2GHzで駆動。GPUはAmpereアーキテクチャで、2,048基のCUDAコアと、64基のTensorコアを備え、最大1GHzで駆動するまた、NVDLA v2.0のDLアクセラレータ、PVA v2.0 Visionアクセラレータを備える。最大4K/60fps×2ストリームのビデオエンコーダと、8K/30fpsまたは4K/60fps×3ストリームのビデオデコーダも内包する。
メモリは256bitバス幅のLPDDR5で、容量は32GB、バンド幅は204.8GB/s。ストレージは64GBのeMMC 5.1。インターフェイスはPCI Express 4.0 x8×2(x8+x4×2構成も可能)、UFS、Ethernet、10Gigabit Ethernet×4、USB 2.0×4、UART×4、SPI×3、I2S×4、I2C×8、CAN×2、DMIC & DSPK、GPIOを備える。
消費電力は15W/30W/50W。ボードサイズは100×87mm(幅×奥行き)で、699ピンのMolex Mirror Mezzコネクタを備える。
【お詫びと訂正】初出時に誤って記事タイトルの製品名を「Jetson AGX Xavier」としておりました。お詫びして訂正させていただきます。