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Windows 10 21H1にリリースプレビュー。かな入力時に「?」が入力できない問題など修正多数

 米Microsoftは19日、Windows 10 21H1でRelease Previewチャネルに参加しているインサイダーに対し、Build 19043.1319(KB5006738)を配信開始した。このビルドでは以下のような問題が修正、機能追加されている。

  • 初期セットアップ中(アウトオブボックスエクスペリエンス:OOBE)中に事前プロビジョニングページにアクセスできない問題に対処(Azure Active Directoryサインインの資格情報ページでWindowsキーを5回押下する際に発生)
  • 特定のクロスブラウザデータ転送を容易に行なえる機能を追加
  • Edgeをキオスクアプリケーションとして構成している際のAssigned Accessキオスク問題を修正
  • App-V利用する際に、資格情報ページを使ってサインインする際に黒画面が表示される問題を修正
  • 特定のビデオアプリやストリーミングビデオサイトで字幕が表示されない可能性のある問題を修正
  • Windows 10のVPNユーザーがWindows Server 2019ルーティングとリモートアクセスサービス(RRAS)に接続できない問題を修正
  • Generic Routing Encapsulation(GRE)でVPN帯域を制限した時にソフトウェア定義ネットワーク(SDN)仮想マシンが機能しない問題を修正
  • 接続がオフラインの時にVPNユーザーがWindows Hello for Businessを使ってサインインした際のPrimary Refresh Token(PRT)更新問題を修正
  • サービス更新後にWindowsがBitLockerリカバリーに移行してしまう問題を修正
  • Local Security Authority Subsystem Service(LSASS)内でKerberos.dllが機能停止する問題を修正
  • メモリリークを引き起こす可能性のあるコード整合性の問題を修正
  • Microsoft Defender for Endpointの機能を強化し、ランサムウェアや高度な攻撃を識別可能
  • OOBEでWindows AutoPilotプロビジョニングが失敗する可能性のある問題を修正
  • かな入力モードでShift+0の組み合わせで疑問符(?)を入力できない問題を修正
  • ロック画面でスライドショーを有効にすると黒く表示される問題を修正
  • LogonUI.exeの信頼性の問題を修正
  • バッファサイズが大きい場合、サーバーメッセージブロック(SMB)クエリディレクトリ要求が失敗してしまう問題を修正
  • 各フォレストに複数のフォレストとドメインがある場合、isass.exeがメモリリークを引き起こす問題がある問題を修正
  • 仮想マシンロードバランシング機能の問題を修正