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Acer、第11世代Core i7搭載でファンレスなコンバーチブルChromebook
2021年10月14日 13:30
台湾Acerは13日(現地時間)、第11世代Coreを搭載したモデルなど、Chromebook新製品4機種を発表した。
Chromebook Spin 514(CP514-2H)
「Chromebook Spin 514(CP514-2H)」および「Chromebook Spin Enterprise 514」は、最高で第11世代Core i7を搭載し、高い性能を実現ながらファンレスデザインを採用し、共有ワークスペースでの利用に好適とするモデル。欧州では10月に発売され、価格は799ユーロから。
狭額縁な14型フルHD IPSパネルを採用し、画面占有率84%を達成。MIPI接続でフルHD解像度のWebカメラを内蔵し、ブルーガラスフィルタ、およびノイズ低減技術により、クリアでフレアを抑えた画像を提供するとしている。また、ユーザーに面したスピーカーとデュアルマイクにより、優れたビデオ会議体験を実現するという。
液晶が360度回転するコンバーチブルデザインを採用するほか、MIL-STD 810H対応の堅牢性を確保。天板と底面はアルミニウム製となっている。また、2基のUSB Type-Cポート、Corningのゴリラガラス採用のタッチパッド、バックライト付きキーボード、IntelのWi-Fi 6モジュールなどを備える。
Chromebook 515(CB515-1W/T)
「Chromebook 515(CB515-1W/T)」および「Chromebook Enterprise 515」も同じく第11世代Core i7を搭載可能なほか、メモリは最大16GB、ストレージは最大512GB NVMe SSDを選択できる。514との違いはディスプレイサイズで、こちらはフルHD対応の15.6型IPSとなる。欧州では10月に発売され、価格は499ドルから。
MIL-STD 810H対応の堅牢性やアルミニウム製天板/底面、Corningゴリラガラス付きタッチパッドなども共通。インターフェイスも充実させており、2基のUSB 3.1 Type-C、Wi-Fi 6、HDMI出力、microSDカードスロットなどを備える。
Chromebook 514(CB514-2H/T)
「Chromebook 514(CB514-2H/T)」はMediaTekのKompanio 828プロセッサを搭載したモデルで、最大15時間のバッテリ駆動を実現。30分で50%充電可能な急速充電技術も備える。欧州では11月に発売され、価格は399ユーロから。
加えて、14型ディスプレイを搭載しながら、16.85mm/1.3kgと比較的薄型/軽量な筐体を実現。アルミニウム天板を採用し、Corningのゴリラガラス付きタッチパッドを採用する。USB Type-Cポートも備える。
Chromebook Spin 314
「Chromebook Spin 314(CP314-1H/N)」は環境に配慮し、再生プラスチックを使用してガラスのように仕上げた「OceanGlass」タッチパッドを採用する。ディスプレイはベゼルが6mmの狭額縁14型フルHD IPSタッチ対応。欧州では10月に発売され、価格は449ユーロ。
USB 3.2 Type-C、2基のUSB 3.1、HDMI出力、microSDカードスロット、Wi-Fi 6などを備える。バッテリ駆動時間は10時間。プロセッサは明らかにしていないが、「最新Intelプロセッサ」とされており、Jasper Lakeである可能性が高い。