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Acer、第12世代Core搭載で性能強化の14型2in1 Chromebook。LTE対応の10.1型タブレットも

Chromebook Spin 714

 Acerは18日(台湾時間)、新製品発表イベント「next@acer」を開催した。これにあわせ、性能重視の14型2in1 Chromebook「Chromebook Spin 714」およびLTE搭載可能なタブレットタイプの高耐久Chromebook「Chromebook Tab 510」を発表した。

Chromebook Spin 714

 Chromebook Spin 714は、CPUに最大で第12世代Core i7が搭載可能なコンバーチブル2in1タイプのChromebook。企業向けの「Chromebook Enterprise Spin 714」もあわせて用意する。発売時期はともに8月の予定で、北米/欧州での価格は前者が749.99ドル/879ユーロから、後者が1,099.99ドル/979ユーロから。

 第12世代Coreの採用により、従来モデルから20%の性能向上を達成。ディスプレイはCorning Gorilla Glassを採用した14型のタッチ/USIペン対応仕様となっており、4,096段階の筆圧検知が可能となっている。解像度はWQXGA(2,560×1,600ドット)またはWUXGA(1,920×1,200ドット)から選べる。

 Web会議向けの機能として、MIPI接続のフルHD Webカメラを搭載。デュアルマイクアレイを内蔵し、DTS Audioによるゆがみのない高品質なスピーカー音声も実現したとする。

 インターフェイス周りでは、Thunderbolt 4×2やHDMI、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2などを搭載。オプションで指紋認証センサーも装備できる。筐体はMIL-STD 810H準拠の高耐久設計に仕上げた。バッテリ駆動時間は最大10時間で、30分の充電で4時間使える急速充電機能に対応する。

Chromebook Tab 510

Chromebook Tab 510

 Chromebook Tab 510は、高耐久で持ち運びやすい10.1型タブレットタイプのChromebook。北米では7月の発売を予定しており、価格は399.99ドルから。

 衝撃を吸収するコーナーバンパーや耐衝撃シャーシ、Corning Gorilla Glassの採用などによる堅牢な筐体が特徴。122cmからの落下テストにクリアするなど、MIL-STD 810H準拠の高い耐久性を確保した。

 SoCにはSnapdragon 7c Gen 2を採用し、オプションでLTEモデムの搭載が可能。ディスプレイは10.1型WUXGAで、4,096段階の筆圧検知もサポートしており、本体収納式のUSIペンも付属する。バッテリ駆動時間は11時間。