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買い切り版Office 2021は149.99ドルより。従来のサブスク専用機能が実装

Office 2021

 Microsoftは10月1日(現地時間)、Office 2021製品の買い切り版の価格および新機能を発表した。

 北米での価格は、Office Home and Business 2021が249.99ドル、Office Home and Student 2021が144.99ドル。どちらも10月5日に発売し、価格はOffice 2019から据え置きとなる。Microsoft 365を契約しているユーザーについては、10月5日より順次アップデートを提供する。

 機能面では、これまでMicrosoft 365ユーザー向けに提供してきたコラボレーション機能の多くをOffice 2021にも搭載。OneDriveを活用したリアルタイムでの共同執筆機能などが利用可能となる。

 また、Windows 11で標準搭載となったコミュニケーションツールのMicrosoft Teamsを、Microsoft 365およびOffice 2021にも内包。Microsoft 365向けに提供していたExcelの数式やPowerPointプレゼンテーションの記録機能なども新たに搭載している。

 UIの面でも、ウィンドウやリボン、プレゼンスインジケータなど各所のデザインを変更。Windows 11との親和性も高めている。アプリケーションのデザインテーマがWindowsのデフォルトテーマ(ライト/ダーク)と連動するといった改良も加わっている。

Microsoft TeamsはMicrosoft 365/Office 2021に内包された
Windows 11にあわせたデザインに