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なぜかBlueotoothスピーカーやUSB充電機能もあるポータブルエアコン

ChillFeed

 ポータブルエアコン、Bluetoothスピーカー、LEDライト、USBポータブル電源という1台4役のデバイス「ChillFeed」が、クラウドファンディングサイトKickstarter上で出資を募っている。製品を入手するための最小出資額バッテリなしモデルが219ドル(約2万4,080円)以上、バッテリつきモデルが369ドル(約4万573円)。製品の出荷は2022年3月。

 ChillFeedの主要機能は冷風を送るエアコン機能で、350Wの冷却能力と140立方m/hのエアフローにより、55平方フィート(約17平方m)の空間を冷却できる。冷媒はR-134aが使われている。風量は2段階で調節可能。最小騒音レベルは43dBで、キャンプやバーベキューといった屋外のみならず、屋内での使用にも適しているという。

 2つ目はBluetoothスピーカーとして動作する点で、20Wの出力を有している。音楽パーティーにも好適。

Bluetoothスピーカーとして動作

 3つ目はLEDライト機能で、送風部の蓋がLEDとなっているため、周辺を明るく照らせる。4つ目はUSBポータブル電源として動作する点で、2基のUSB Type-Aと1基のUSB Type-Cで様々なポータブルデバイスを充電できる。

LEDライトの機能
ポータブル電源としても動作

 なお、先述の通りバッテリは最廉価モデルには付属しない。付属するモデルのバッテリは384Whで、約6時間駆動が可能としている。バッテリ以外にもコンセントや車のシガーソケット、ソーラーパネルから給電が行なえる。

 ちなみに日本での販売や使用にはPSEや技適といった様々なレギュレーションを通過しなければならないが、アウトドアで必要と思われる機能が1台に集約されている便利なデバイスであることは確か。国内投入にも期待したい。