キオクシア、ランダム性能を向上させたUFS 3.1フラッシュ

　キオクシア株式会社は11日、薄型パッケージを採用し、ランダムアクセス性能を向上させたUFS(Universal Flash Storage) Version 3.1準拠の組み込み向けフラッシュを開発し、サンプル出荷を開始した。

　容量は256GBと512GBの2種類。256GBはパッケージの高さが0.8mm、512GBは同1mmと薄型。また、同社の3次元フラッシュメモリ第5世代BiCS FLASHを採用し、従来製品からランダムリードを約30%、ランダムライト約40%向上させた。UFS 3.1の拡張仕様であるHost Performance Booster Ver.2.0の機能も対応する。