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ASUS、5基のM.2スロットや10GbE搭載の最上位X570マザーボード

 ASUSは7月31日、AMD X570チップセット搭載Extended ATXマザーボード「ROG Crosshair VIII Extreme」を発表した。発売時期や価格は未発表。

 18+2フェーズ/90A電源回路や5基のM.2スロットを搭載するゲーミング向けマザーボード。広範囲をカバーするヒートシンクを備えており、PCIeスロット周辺やVRMを含むマザーボード表面のうち半分近くがヒートシンクに覆われている。高伝導率サーマルパッドやバックプレートも装備。ROGブランドの既存現行モデルと同様に、放熱用金属パーツを取り付けた電源コネクタ「Procool II」や統合化したI/Oカバーも備えた。

 主な仕様は、対応ソケットがSocket AM4、メモリスロットがDDR4×4、拡張スロットはPCI Express 4.0 x16×2、 PCI Express 3.0 x1×1。ストレージはM.2×5、SATA 6Gbps×6。

 インターフェイスはDisplayPort 1.4×2、USB 3.2×2(いずれもType-C、うち1基はPD 3.0で60W給電対応)、USB 3.2 Gen 1×2、USB 2.0×2、10Gigabit Ethernet、2.5Gigabit Ethernet、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2などを備える。Aura Sync RGBによるLED発光制御にも対応する。

 AMD向けChrosshairシリーズ自体は継続しているものの、最上位の「Extreme」を冠するモデルは毎世代あるわけではなく、今回は890チップセット搭載の「CROSSHAIR IV EXTREME」(2010年)、X370チップセット搭載の「CROSSHAIR VI EXTREME」(2017年)に続く3作目。