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ファーウェイ、Snapdragon 865搭載で5万円台のタブレット

MatePad 11

 ファーウェイ・ジャパン株式会社は、SoCにSnapdragon 865を搭載した11型タブレット「MatePad 11」を7月23日に発売する。価格は5万4,780円。

 日本で発売するタブレットとしては初めてHarmonyOS 2を搭載。独自のアプリストアからアプリをインストールする形となるが、AndroidアプリのAPKも対応できる。ホーム画面で豊富なウィジェットが利用可能なほか、マウス対応によりマウスオーバーで前回使用したコンテンツの表示などが可能。

 ディスプレイは約10.95型で画面占有率約86%を実現したほか、2,560×1,600ドットの高解像度、DCI-P3 100%の色域、ΔE<1の高い色精度、120Hzのリフレッシュレート、テュフ ラインランド認証の低ブルーライト/フリッカーフリー仕様などが特徴。

HermonyOS 2を搭載

 また、4チャネルクアッドスピーカーを備え、Harman KardonチューニングおよびHUAWEI Histen 7.0オーディオエフェクトで、サウンド面にも注力した。また、同社製PCと連携し、PC画面のミラーリングや拡張が可能になった。

 独自のペン「M-Pencil 2」(別売り、1万2,980円)による入力も対応。このペンは芯の部分にニッケルパラジウムメッキコーティングされている一方で、その周囲は透明なPA素材を採用しており、書いている部分を把握しやすい。120Hzリフレッシュレートとあわせて、遅延を7msまで低減し、細かな入力も可能としている。

 また、先述のPC画面ミラーリングでは、M-Pencil 2でPCソフトのペン操作を行なうこともできる。

主な特徴

 そのほか仕様は、メモリが6GB、ストレージが128GB。インターフェイスは、USB 3.0 Type-C、microSDカードスロット、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1、800万画素前面/1,300万画素背面カメラなどを搭載。センサーは加速度、ジャイロ、照度、ホール、電子コンパス、GPS/GLONASS/BDS/Galileo/QZSSなど。顔認証にも対応する。

 本体サイズは約254×165×7.25mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約485g。ペンのほか、カバーにもなるキーボード「Smart Magnetic Keyboard」もオプションで用意する。価格は1万5,180円。