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ファーウェイ、Tiger Lake搭載で3:2液晶のモバイルノート

MateBook X Pro

 ファーウェイ・ジャパン株式会社は、CPUにTiger Lake世代のCore i7を搭載した13.9型モバイルノート“MateBook X Pro”「MACHD-WFE9」を7月13日に発売する。価格は27万4,780円。

 従来モデル(MACHC-WAH9LP)を同じ筐体だが、CPUが第10世代から第11世代Coreになり、無線LANがWi-Fi 5(IEEE 802.11ac)からWi-Fi 6に進化。独自ファン「HUAWEIシャークフィン」を2基搭載し、極薄のベイパーチャンバー構造により、高い排熱効率と静粛性を両立し、従来モデルから温度が約2℃低下するという。

 液晶は従来と同じ3,000×2,000ドット表示対応のLTPS液晶。sRGB色域100%カバー、450cd/平方mの高輝度、1,500:1の高コントラスト比で、ブルーライトカット機能などを備える。

 タッチパッドは8つのピエゾ素子によるハプティクスフィードバックを採用。クリックは全面で行なえるようになった。このほか、同社製スマホとの連携で複数アプリを同時に画面上に表示できる機能、前面エッジ部へのデュアルマイクの搭載、指紋センサーと電源ボタンの統合、ポップアップ式のWebカメラなどが特徴。

 主な仕様は、CPUにCore i7-1165G7、メモリ16GB、ストレージに1TB PCIe SSD、3,000×2,000ドット表示対応13.9型液晶ディスプレイ、OSにWindows 10 Home、WPS Officeなどを搭載する。

 インターフェイスは、USB 3.1 Type-C×2、USB 3.0、HD対応Webカメラ、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.1などを搭載する。ドック「MateDock 2」が付属し、USB 3.1 Type-C、USB 3.0、HDMI出力、ミニD-Sub15ピン出力が利用できる。

 バッテリ駆動時間は約13.7時間で、本体色はエメラルドグリーン。本体サイズは約304×217×14.6mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.33kg。

エントリー向けのMateBook D 15

MateBook D 15

 このほか、エントリー向けの第10世代Coreまたは第11世代Core搭載15.6型ノート“MateBook D 15”も発売。

 下位モデルは、Core i3-10110U/メモリ8GB/SSD 256GBの構成で、価格は8万4,800円、7月13日発売。上位モデルは、Core i5-1135G7/メモリ8GB/SSD 512GBの構成で、価格は11万9,800円、7月23日発売。

 液晶は1,920×1,080ドット表示対応の15.6型IPS、OSはWindows 10 Home、WPS Officeが付属する。インターフェイスは共通で、USB 3.0×2(うち1基はUSB Type-C)、USB 2.0×2、Wi-Fi 6(下位モデルはWi-Fi 5)、Bluetooth 5.1(同Bluetooth 5.0)、720p対応ポップアップ式Webカメラ、HDMI出力、音声入出力などを備える。

 バッテリ駆動時間は下位モデルが約10.7時間、上位モデルが約9.1時間。本体サイズはどちらも約358×230×16.9mm(幅×奥行き×高さ)、重量は下位モデルが約1.53kg、上位モデルが約1.56kg。