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高校生の約3割は自宅でPC/タブレットを利用せず。LINE調べ
2021年7月2日 06:05
LINEリサーチは、高校生を対象としたPCの利用状況などに関する調査結果を公開した。全国の高校1年生から3年生の男女(LINEユーザー)を対象に、5月27日から5月28日にかけて、スマートフォンでのWeb調査を実施。1,050の有効回答が得られた。
学校などから支給/配布されたものを除いて、自宅に自分が使うことのあるPCやタブレットはあるか尋ねたところ、12%が自宅にPCやタブレットがない、16%がPCやタブレットはあるが、自分が使うことがあるものはないと回答。一方で、使うことがあると答えた人達のデバイスについては、1位がノートPCで41%、2位がタブレットで39%、3位がデスクトップPCで18%などとなった。男女別では、PCについては男子の方が、タブレットについては女子の方が割合が高かったという。
また、自宅に自分が使うPCがあると応えた人に対して、普段の用途を聞いたところ、男女ともに動画を見るが1位(男子64.3%/女子54.5%)、検索サイト/サービスで検索するが2位(55.9%/49.2%)、インターネットサイトを見るが3位(50.8%/38%)となった。自宅のPCを使い始めた時期については、高校生になってからが最も多く27%、続いて中学生が25%、小学校4年生から6年生が19%などとなっている。
PC利用時の文字入力については、男子67%/女子76%のともに約7割がキーボードを見ながら入力と回答。タッチタイプできる割合は男子26%/女子17%となった。さらに、今後PCでできるようになりたいことについても聞いたところ、各学年ともにブラインドタッチと早く/正確な文字入力の2項目が上位2位を占めた。また、学年が上がるにつれてオフィス系アプリを使いこなしたいとの回答がより上位に入ってくる傾向もみられている。