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Google Chrome、すでに悪用されているものを含む4件の脆弱性を修正

 米Googleは6月17日(現地時間)、Webブラウザ「Chrome」の最新バージョン「91.0.4472.114」をリリースした。Windows/Mac/Linux向けに、今後数日~数週間で展開される予定。

 今回の更新では、すでに悪用が報告されているものを含む4件の脆弱性を修正した。いずれも重要度は「高い(High)」で、WebGLにおけるUse after freeの脆弱性(CVE-2021-30554)、SharingにおけるUse after freeの脆弱性(CVE-2021-30555)、WebAudioにおけるUse after freeの脆弱性(CVE-2021-30556)、TabGroupsにおけるUse after freeの脆弱性(CVE-2021-30557)の4件。

 このうち、WebGLにおけるUse after freeの脆弱性についてはすでに悪用が確認されている。