G.SKILL、観音開きできる五角形Mini-ITXケース

　台湾G.SKILL Internationalは15日、五角形シルエットのアルミフレームMini-ITXケース「Z5i」を発表した。発売時期や価格は未発表。

　曲面強化ガラス製の4mm厚サイドパネルが前面から両開きになる構造。真上から見ると五角形に見える。アルミフレームを採用しており、最前面にはUSB 3.0端子が2つとUSB Type-C端子を1つ備える。サイドパネルは蝶番(いわゆる抜き差し蝶番)になっており、ドライバなどの工具を使わずに取り外しできる。上面は全面がメッシュダストフィルターになっており、着脱はマグネット式。

　内部構造は中央分割のデュアルチャンバー。マザーボードはI/Oを底面に向けて設置するようになっているため、運用時はケーブル類がケース下部から各種機器に伸びる。ドライブベイは2.5インチ×2に加えてコンバーチブル式の2.5/3.5インチベイを1基備える。

　長さ330mmまでのビデオカードが搭載可能で、背面には280mmまでのラジエーターもしくは2基までの140mmファンが設置できる。SFX電源対応。ニュースリリースには特に記載していないが構造上、マザーボードとビデオカードの接続にはライザーケーブルを用いるとみられる。

　ケース基部の「G.SKILL」ロゴはアドレサブルRGB仕様となっており、マザーボードの3ピンアドレサブルヘッダーに接続すると光らせることができる。

　そのほかの詳細な仕様は明らかになっていない。