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AMD、RDNA 2採用で最大メモリ32GBのプロ向けGPU「Radeon PRO W6800」

Radeon PRO W6800

 AMDは8日、RDNA 2アーキテクチャを採用したプロ向けGPU「Radeon PRO W6800」、「Radeon PRO W6600」を発表した。W6800は発売中で価格は2,249ドル、W6600は第3四半期出荷で649ドルより。

 GCN世代と比較して性能が79%向上したRDNA 2アーキテクチャを採用。W6800では32GB、W6600では8GBのビデオメモリを備える。また、W6600は1スロット占有の薄型デザインが特徴。

 W6800の主な仕様は、製造プロセスが7nm FinFET、SP数が3,840基、Ray Acceleratorが60基、最大FP32演算性能は17.8TFLOPS。

 ビデオメモリはGDDR6で、バス幅が256bit、速度は16Gbps、帯域が最大512GB/s。ディスプレイ出力はMini DisplayPort×6、補助電源はPCIe 6ピン+8ピンで、Total Board Power(TBP)は250W。

Radeon PRO W6600

 W6600の主な仕様は、製造プロセスが7nm FinFET、SP数が1,792基、Ray Acceleratorが28基、最大FP32演算性能は10.4TFLOPS。

 ビデオメモリはGDDR6で、バス幅が128bit、速度は14Gbps、帯域が最大224GB/s。ディスプレイ出力はDisplayPort×4、補助電源はPCIe 6ピンで、TBPは100W。

 このほか、モバイルワークステーション向けのRadeon PRO W6600Mも発表した。