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Twitterで“投げ銭”機能テスト開始。ただし、PayPalで支払うと住所が露見

 Twitterは、指定した人に“投げ銭”ができる機能「Tip Jar」を実装すると発表した。現在、言語設定を英語に設定しているTwitterアプリにおいて、クリエイター、ジャーナリスト、専門家、非営利団体のアカウントでテストを実施しており、今後より多くの人が使えるよう順次展開する予定。

 投げ銭をするには、まずその人のページに行き、「もっと見る」からTip Jarを選択することで送金できる。送金はTwitterではなく、Bandcamp、Cash App、Patreon、PayPal、Venmoといったサードパーティーのサービスを介して行なわれる。

 ただこの機能について、ハッカーでSocialProof SecurityのCEOでもあるRachel Tobac氏は、PayPalでの送金の際に、送金者の住所が受取人に表示されてしまう点を指摘、警告している。これはバグではなくPayPalの仕様であるのだが、Twitterではお互いの住所までは知らずに、相互フォローしているユーザーも少なくないはず。送金の際は十分に留意したい。

Tip Jarを使う方法
Tip Jarを有効にする設定